半チャーハンとネオジャパネスク
散歩がてら大井町の鹿島神社に寄り、六本木へ。
TSPの新しいHD編集システムのお披露目。
スーツ姿の三上さんと山口さんの案内で見せてもらう。
帰りがけに撮影部の前山さん、佐藤さんとばったり。
こんどの台風撮影あたりから使いたいと考えている。

そのあと千駄ケ谷のIDに。
腹が空いていたので「半チャーハン+博多風東京ラーメン」セットという不思議な食い物を頼む。うまかったので満足。

IDで黙々と自分の分の原稿校正。
提出書類はA3サイズで全200ページ近くなるとのこと。
はじめたときにサッカーの予選が始まり、終わったころに結果が出ていた。

とりあえず、これで当面の責任は終了。
家に帰ってNHKの録画で全過程をいま見終わったところ。
しかしこの中継のアナウンサーはほんともののバカである。
なにかひどく恥ずかしい気分で中継を聞いていた。
試合はきわめてビビッドに展開。
4年前のあの臆病な戦術はかけらもなく、
城もカズもゴンもフィールドにいないゲームは
まことにさわやかだった。痛快である。


江戸前のゲームというと変だが、
勝っても負けてもどちらでも良かったような
田舎臭さのない内容に思えた。

ここでいう江戸前と田舎臭さは、メタファである。
出身地のことではない。
同じメタファで、関西というのもあるかな。

ストイックでピュアでクレバーでかつフィジカルでないと
サッカーはまったく勝負にならないことを
あの若いチームは教えてくれる。
別に言えば、バカでは成り立たないということ。
城やカズやゴンにインタビューのカメラを回す気にはなれないが
勝ち負けは別にオリンピック代表の何人かには
マイクを向けカメラを回して自由に語らせてみたいと思う。
退屈させられずにキューを出せる気がする。
彼らが日本に戻らずに、南米や欧米に直行し、彼の地で闘ってくれたらと願う。