花泉四合ビンで乾杯!
帰京。夜8時。
北上する前線に突っ込むように会津から帰った。
昨日までの38°近い炎熱とはうってかわって
今日の撮影地は13°の寒さ。
峠一つで25°もの落差。スタッフも限界だな、と思った。

ゆうべは露天風呂にカラダを沈めることができず
岩に腹ばいになってお互いにさました湯をかけあって
いるスタッフたちを見かけた。

毎朝、夜明け前に起きて握り飯二つで飢えを満たし
午前8時には30°を突破するストレートな紫外線を浴びながら
8°の川に腰まで3時間ぶっ続けで入って下半身が紫色になった
照明スタッフがいた。
上半身38°下半身8°、
これでは子どものなぞなぞみたいじゃないか。

よく誰も倒れずに撮影できたなと思う。

水の惑星の水の夏という大上段に構えたテーマだからこそ
できたのかもしれない。

今夜から関東も東北も九州も、列島全体が
前線にほんろうされることになる。

雨の被害が続出するだろうが、
満を持して21日ロケ出発を設定し、
狙い打ちでの撮影プランが大成功したのだ。
今夜だけは、
鮮やかに決まったヒットアウェイ作戦の成功に乾杯しよう。

手元には花泉の四合ビン。昨日南郷村の花泉酒造に立ち寄って
仕入れてきた正真正銘の花泉である。

では諸君、乾杯。
おつかれさまでした。