2008 08/12 01:07
Category : 日記
私は僧侶を辞め、還俗してからもしばらくは、近隣寺院の葬式や施餓鬼などの手伝いをしていた。
8月11日は、近所の寺院で朝から宅施餓鬼(檀家まわり)を始める日であった。まわる家の順番も決まっており、10年前のこの日も、そう思っていた。
ところが、私が以前所属していたとある大寺院からクレームが入ったようで、手伝いがキャンセルされた。
私は「立つ鳥跡を濁す」タイプなので、何事でもそこを去る場合には、その場所の存続に影響するほどの揉め事にしてしまうため、その所属していた大寺院も私の存在を知って、横槍を入れたのだろう。
そこで事件が起きた。
最初にまわるはずだった、あるお宅で火事が起きた。
施餓鬼棚のろうそくの火が何かに燃え移り、家が全焼。この家のおじいさんが焼死したのである。
人手が足りなくなって、まわるのが遅れたためにこの悲劇につながったようだった。
私が加わっていれば、もしかしたらこんなことが起こらなかったかも…と悔やむ日々が続いた。
8月11日は、近所の寺院で朝から宅施餓鬼(檀家まわり)を始める日であった。まわる家の順番も決まっており、10年前のこの日も、そう思っていた。
ところが、私が以前所属していたとある大寺院からクレームが入ったようで、手伝いがキャンセルされた。
私は「立つ鳥跡を濁す」タイプなので、何事でもそこを去る場合には、その場所の存続に影響するほどの揉め事にしてしまうため、その所属していた大寺院も私の存在を知って、横槍を入れたのだろう。
そこで事件が起きた。
最初にまわるはずだった、あるお宅で火事が起きた。
施餓鬼棚のろうそくの火が何かに燃え移り、家が全焼。この家のおじいさんが焼死したのである。
人手が足りなくなって、まわるのが遅れたためにこの悲劇につながったようだった。
私が加わっていれば、もしかしたらこんなことが起こらなかったかも…と悔やむ日々が続いた。