2020 03/05 18:57
Category : 日記
久しぶりに先斗町の十五大明神にお参りしました。
京都の先斗町を四条から上がった、西側十五番路地と言う狭い路地の中ほどにお祀りされています。
薄暗い中で大きな祠がまつられており、それにはたくさんの千社札がベタベタと貼られています。 「十五大明神」(そごだいみょうじん)と言われる神様で、貼られている千社札も場所柄か祇園の舞妓さんや芸妓さんと思われる名前が多いです。
どうして、この先斗町の真ん中に祠が祀られているのか、それにはもちろん理由があります。
昭和52年の春の事。
深夜に少し南のお茶から火が出て、この一帯が火災になってしまいました。
風の向きもあって火災は付近を焼きながら北の方に広がっていったのです。
しかし、強かった火勢が、この十五番路地で止まって類焼が抑えられました。
翌日に、その類焼が止まった場所に行って見ると、そこにあった信楽焼きの狸が真っ二つに割れていたそうです。
ちょうど火災が止まったところにあった「ますだ」と言うお店のおかみが、この狸が身代わりになって火事を止めてくれたのだという話になり、祠を造って狸をお祀りしたのが十五大明神の始まりだそうです。
先斗町の真ん中と言うこともあり、舞妓さんや芸妓さんのお参りが多いのか、祠にはたくさんの千社札が貼り付けられている事から深く信仰されているのでしょう。
さて、この十五大明神には怖ろしい都市伝説が語られています。
祠の下にはお賽銭箱がありますが、このお賽銭箱にお金を入れると、テープが流れて京都言葉の女性の声で 「スッポコポコポン、スッポンポン、おおきにようお参りしておくれやした・・・今日のあんさんの御神籤は・・」 と音声が自動再生されて御神籤で占ってくれるのです。
ところが都市伝説では、時には不吉な御神籤を読む事があると言います。 「・・・大凶どす、振り返ったらあきまへん。うち、もうそこに来てまっせ」
思わず後ろを振り返ると顔の焼け爛れた舞妓さんが立っていて襲い掛かって来るのだそうです。。 なんでも、火事で焼け死んだ舞妓さんだそうですが、若い人の間で流行りそうなたわいない都市伝説だと思います。
ちなみに、今はお賽銭箱は故障してるのか、お賽銭を入れても話さなくなっています。
また、この付近も狭い路地で暗くて恐い雰囲気なのもありますね。
ただ、千社札を貼ってからお参りすると無事なのだそうです。
でも、お祀りしているのは神様なんだから、そういう怪談にしてしまうのはいかがなものでしょうね。
京都の先斗町を四条から上がった、西側十五番路地と言う狭い路地の中ほどにお祀りされています。
薄暗い中で大きな祠がまつられており、それにはたくさんの千社札がベタベタと貼られています。 「十五大明神」(そごだいみょうじん)と言われる神様で、貼られている千社札も場所柄か祇園の舞妓さんや芸妓さんと思われる名前が多いです。
どうして、この先斗町の真ん中に祠が祀られているのか、それにはもちろん理由があります。
昭和52年の春の事。
深夜に少し南のお茶から火が出て、この一帯が火災になってしまいました。
風の向きもあって火災は付近を焼きながら北の方に広がっていったのです。
しかし、強かった火勢が、この十五番路地で止まって類焼が抑えられました。
翌日に、その類焼が止まった場所に行って見ると、そこにあった信楽焼きの狸が真っ二つに割れていたそうです。
ちょうど火災が止まったところにあった「ますだ」と言うお店のおかみが、この狸が身代わりになって火事を止めてくれたのだという話になり、祠を造って狸をお祀りしたのが十五大明神の始まりだそうです。
先斗町の真ん中と言うこともあり、舞妓さんや芸妓さんのお参りが多いのか、祠にはたくさんの千社札が貼り付けられている事から深く信仰されているのでしょう。
さて、この十五大明神には怖ろしい都市伝説が語られています。
祠の下にはお賽銭箱がありますが、このお賽銭箱にお金を入れると、テープが流れて京都言葉の女性の声で 「スッポコポコポン、スッポンポン、おおきにようお参りしておくれやした・・・今日のあんさんの御神籤は・・」 と音声が自動再生されて御神籤で占ってくれるのです。
ところが都市伝説では、時には不吉な御神籤を読む事があると言います。 「・・・大凶どす、振り返ったらあきまへん。うち、もうそこに来てまっせ」
思わず後ろを振り返ると顔の焼け爛れた舞妓さんが立っていて襲い掛かって来るのだそうです。。 なんでも、火事で焼け死んだ舞妓さんだそうですが、若い人の間で流行りそうなたわいない都市伝説だと思います。
ちなみに、今はお賽銭箱は故障してるのか、お賽銭を入れても話さなくなっています。
また、この付近も狭い路地で暗くて恐い雰囲気なのもありますね。
ただ、千社札を貼ってからお参りすると無事なのだそうです。
でも、お祀りしているのは神様なんだから、そういう怪談にしてしまうのはいかがなものでしょうね。