2018年10月の記事


新・菊人形展
枚方市のひらパーこと枚方パークの新・菊人形展へ行って来ました。

ひらパーと言えば以前は菊人形で有名でしたが、後継者問題や入場者不足など、他にもいろいろな理由により菊人形を止めていました。

その後は、市民菊人形の会でも菊フェスティバルでの展示や、時々はひらパーでの規模の小さな展示とかで続けられてきました。

私も割と近いので時々は行ってましたが、それでも久しぶりになりますね。

菊人形展としてひらパーでやるのも数年ぶりかと思います。

今回は、今までの菊人形とは方向性を変えて、「ひらパー×ネイキッド 新・菊人形展」として、新しいフラワーイベントとして開催される事になりました。

土日は多いと思って、平日の月曜日に行ったのですが、それでも小学生や家族連れが多かったですね、まぁほとんどは遊園地で菊人形メインで行く人は少なかったです。

新・菊人形展は、今までと違って母体となる人形が美形に出来ています。

それを菊人形に仕上げて、そのステージに映像や照明で見せて行く形ですね。

映像や照明で変化をつけて、きれいに仕上がっていて、なかなか良かったですね。

ただ、ステージの数が少ないのが少し残念でしたね、もう少しステージの配置とか数を工夫したらもっと良いのになぁ。

菊人形以外でも、ハロウィンの飾りもいろいろと多くてよく出来てて楽しかったです。

バラ園も秋のバラがたくさん咲いてて楽しめましたよ。

11月25日までやってるみたいなので、また時間があれば再訪したいです。
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新選組演武
今日は、金戒光明寺に行くと、戊辰150プロジェクトのイベントで、新選組の剣の流派の合同演武がありました。

金戒光明寺と言えば、会津藩の本陣になっていたお寺で新選組にも所縁の場所ですね。

実際にも、京に来た試衛館(新選組の母体)の面々は、京都守護職の会津の松平容保公の御前で剣を披露した事もあったとか。

その金戒光明寺の中で、新選組の剣流である、無外流居合(斎藤一)、北辰一刀流(山南敬助・藤堂平助・伊東甲子太郎)、天然理心流(近藤勇・沖田総司・土方歳三)の三流派が集って、演武を見せると言う新選組ファンには夢のような企画ですね。

真剣での巻藁の据え物斬り。

空気を切る音が聞こえるほどの鋭い剣技。

様々な立ち合いの型など、実際に目にしないと凄さが判らない物ばかりで、感動しながら見てました。

チャンバラとは違う、本物の演武は凄いですね、いろいろと勉強になりました。

憧れの新選組の流派の演武を見れる貴重な機会で、見れて良かったです。
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怖い狛犬
京都の知恩院の塔頭である松風天満宮の特別拝観へ行って来ました。

知恩院の塔頭で松風天満宮と言うのは変に思われるかも知れませんが、別名で松宿院とも言い神仏習合していて、お寺に天満宮があるのですね。

この松風天満宮ですが、普段は門が閉められていて中に入ってお詣りする事は出来ません。

それが、浄土宗寺院の大公開の一環で、10月25日に特別公開されのでした。

この松風天満宮は、狛犬が有名なんですね。

陶器製の黄色い狛犬なんですが、その表情が特異で京都で一番怖い狛犬として知られています。

普段は非公開なので、狛犬も門の間から少し見える程度でしたが、この日は中に入れてゆっくりと見る事が出来ました。

陶器製の身体に黄色い色も珍しいですが、その表情はたしかに怖いですね。

特に阿吽の口を 開けた阿の狛犬は歯も鋭くて、狛犬と言うより猛獣と言う雰囲気ですね。

前からずっと見たかった狛犬を見ることが出来て良かったです。
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小野毛人の墓
京都の崇導神社の山の中腹にある小野毛人の墓へお参りしました。

祟導神社の境内には小野氏を祀る神社があり、そこから険しい山道を登っていくと小野毛人の墓があります。

小野毛人は、小野妹子の子だとされています。

小野篁や小野道風や小野小町なども連なる一族かも知れません。

小野毛人の墓は、むかし石棺が盗掘の為に掘り出されて墓誌が見つかって他所へ移されましたが、いろいろと障りがあり祟りを怖れて元に戻されたそうです。

その墓誌は国宝に指定されています。

小野篁のファンとしては、山の上でもお参りしておきたい場所でした。
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祟導神社
京都の崇導神社にお詣りして来ました。

崇導神社は、早良親王(崇導天皇)をお祀りする神社です。

早良親王は、桓武天皇の弟でありながら、藤原種継の暗殺に関わったとして罪に問われ幽閉と流刑を受けましたが、一貫して無罪を主張し抗議の為に絶食して自害したとされます。

その後に、災害や疫病などが流行ったために、早良親王の祟りだとされ、崇導天皇の名を送り御霊として崇導神社としてお祀りしました。

境内には小野氏を祀る小野神社の祠もあり、山の中腹には小野毛人の墓もあります。

崇導神社の境内には幾つか摂社もあり、伊多太神社は先日の台風で、祠が大きな被害を受けていて残念でした。

洛北の山辺にある静かな神社で、御霊として祟り神とされた早良親王を祀っているのでいろいろな噂もある神社ですが、自然に囲まれた静かな神社です。
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平岡八幡宮
京都の平岡八幡宮へ行って来ました。

平岡八幡宮は、洛北の梅ヶ畑にある神社で梅ヶ畑八幡宮とも呼ばれる梅ヶ畑一帯の産土社であり。京都で一番古い八幡宮だそうです。

809年(大同4年)に、弘法大師が神護寺の鎮守として宇佐八幡宮から勧請したのが起源とされています。

その後に火災で焼失ししばらく荒廃していましたが、足利義満により社殿を再建されました。

本殿の天井には極彩色の花卉図が44面描かれており「花の天井」と呼ばれ、普段は非公開ですが春と秋に特別公開されています。

2年前にも訪れていますが、今回は近くまで行く用事があった事と、特別公開の期間だったので再訪いたしました。

平岡八幡宮も台風の被害で社殿はあまり被害は出なかったそうですが、神木が折れたり周囲の木々や花はかなり被害が出たそうでした。

また、山の神社なので鹿や猪や猿や熊まで出てきていろいろと荒らされるのも困るそうです。

宮司さんが個性的な方で、特別公開の時には宮司さん自らが案内して解説してくださるコースになっています。

なかなか話も達者で面白いので、私も隠れファンなんですよね。

本殿の天井に描かれた花の天井も素晴らしいですね。

秋の紅葉もきれいですが、椿の花が有名でほんとうは椿の時期が良いそうです。

椿の中に葉が金魚のようになる木があって、きれいな形だとほんとうに金魚のように見えるのを保存されて、見せていただけます。

最後には大福茶もいただけますが、楽しくお詣り出来ますよ。

ただ、高尾に近い山の奥なので遠いのが難ですね。
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狸寺
京都の観月橋にある狸寺こと西運寺へ行って来ました。

浄土宗寺院の特別公開で本堂の中にも入れていただき、私だけだったので御住職にいろいろお話もうかがえました。

狸寺と呼ばれるだけあって、本堂のお部屋の中にはタヌキさんがいっぱい置かれてました。

狸寺と呼ばれるのは、昔にタヌキが表れていたずらしたりするのを、当時の御住職が食べ物とかをあげるように懐かせて、お寺の境内にタヌキが遊びに来るようになりました。

御住職もタヌキを可愛がって食べ物とかあげてて、お寺のマスコットのようになってたからだそうで、タヌキを見に人が詰めかけるようになったそうです。

また、当時に近くにいた陶工名人の高橋道八と言う方が、等身大のタヌキの置物を納めた事もあって狸寺の名は広まったそうです。

その後に、タヌキの像は経年劣化で傷んでいたのを戦時中にお寺に寄宿した兵隊によって宇治川に投げ捨てられてしまったのだそうです。

その後に京阪電車が出来ましたので、線路の下に今でも埋まっているのかも知れないと御住職は言っておられました。

タヌキは何となく愛嬌があって良いですね。

たぬきは、時々山手の方で見かける事がありますが、住むところも無くなってきつつあって大変だろうと思います。
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釘抜地蔵
京都の釘抜地蔵さんこと、石像寺さんの特別公開へ行って来ました。。

釘抜地蔵さんは、弘法大師の創建と言われ、人々の苦を抜いて下さるお地蔵様が祀られました。

苦抜きが釘抜へと変化していき、釘抜地蔵さんとして親しまれるようになったそうです。

そして、身体に埋まる苦しみの釘を抜いていただけると、お堂の周りには釘抜の絵馬が掲げられています。

浄土宗寺院の大公開の中で、ご住職の法話をうかがいにお参りさせていただいて、阿弥陀如来とお地蔵様の関係やお話、京都の葬送地のお話などいろいろと話していただけて大変勉強になりました。

また、久しぶりにお堂の周囲を回るお百度参りもしてきました。

お堂の回りを、祈念しながら自分の数え年の数を回れば良いそうで、お参りしてるうちに心が軽くなるような気がします。

久しぶりにきちんとお参りできて、法話も勉強になりました。
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三千院
京都で行われているお寺と苔のコラボ企画の苔朱印と寺リウムですが、建仁寺と東福寺に続いて、大原の三千院にも行って来ました。

もう10月に入ってるのに汗ばむ暑さですね、山に囲まれた大原でも暑くて日差しがきつかったです。

大原に来るのも久しぶりです、今の時期でも観光客は多いですが、紅葉の時期には混雑になるのでしょうね。

三千院の中書院の中に目的の苔朱印と寺リウムが展示してありました。

グラスの中にお庭を再現した寺リウムが良く出来てて素晴らしいです。

わらべ地蔵もよくできてましたね。

また、実際のお庭でも苔のお庭をゆっくり楽しめました。

紅葉の頃にゆっくりと大原を散策したいですけど、最近は外国人観光客も増えてますし、静けさを味わうのは難しくなってきていますね。
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かましきさん
京都の伏見にある勝念寺さんへ行って来ました。

勝念寺さんは、かましきさんと呼ばれています。

勝念寺さんの、身代釜敷地蔵尊は、地獄で釜茹での責めに苦しんでいる人の身代りとなって、自ら煮えたぎった釜の中に入り、地獄と此の世で苦しむ人の苦を取り除き、幸せへと導いてくださるお地蔵さまだそうです。

釜の中に入り身代わりに苦を受けてくださる事から、かましきさんと呼ばれるようになったそうです。

その事もあり、境内や地蔵堂の前には釜やカエルが置かれています。

カエルが置かれているのは、身代わりー代わるーカエルへとの変化だそうで、境内のあちこちにカエルが置かれています。

また、閻魔王の自作と言われる閻魔像も祀られています。

織田信長にも所縁のお寺で、小さいですが、興味深いお寺です。
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戊戌開封法会
京都の大覚寺さんの戊戌開封法会に行って来ました。

大覚寺さんでは、戊戌の年に当たる今年に60年に1度の戊戌開封法会が10月から行われています。

これは、嵯峨天皇が弘法大師の勧めにより、干魃や疫病が流行った時勢から世の平安を祈って紺紙に金泥で般若心経を浄書され、疫病は治まったと言います。

その御写経は勅命により勅印されて封印されて1200年になります。

御写経されたのが戊戌の年だったので、60年に1度の戊戌の年に開封される事になったそうです。

今年が戊戌の年に当たるための、10月から11月末まで戊戌開封法会が行われて、特別拝観が行われています。

また、戊戌開封法会に拝観されると特別なカードもいただけます。

宝物館では、天皇らの勅封般若真経なども展示されています。

60年に1度の機会ですし、秋の大覚寺さんへお参りされるのも良いですよ。
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