2017年02月の記事


魔王城でおやすみ
私が最近一番お気に入りのコミックが熊之股健次さんの「魔王城でおやすみ」です。

王国の姫が魔王に拉致されて魔王城に監禁されたが、姫は安眠を得るためには手段を選ばず平気で牢を抜け出すと魔王城の物品や魔物を利用して鬼畜に無茶していくのだった。

姫に翻弄される魔物達が可笑しくて笑えるコミックです。
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天神さん
今日は暖かめでお天気も良いので梅でも見ようかと北野天満宮へ行ってみましたが、うっかりしてて天神さんのガラクタ市の日でした、すっかり忘れてました。

露店がいっぱい出てて人も多くてせっかく梅が咲いてたのに見てる余裕もありませんでした。

でも露店をぶらぶらできて楽しかったです。
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壬生寺
京都の壬生寺の特別拝観へ行って来ました。

京の冬の旅の特別公開で普段は見れない本堂の内部や狂言堂が特別公開されています。

特に狂言堂は堂内に入れて壬生狂言の衣装や面や小道具なども展示されてて面白く見れました。
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仏光寺の御朱印
今月も仏光寺の絵入り法語(御朱印)をいただいてきました。

今月は節分の可愛いイラスト入りでした。

この仏光寺の御朱印が大人気になっているのですが書かれるのが一人で一枚描くのに20分程度かかるために3人で1時間かかり一日で20人程度しか書けないみたいです。

ですから8時過ぎには人が集まり出すので、受付開始の9時頃に来ても受付が終わってることが多いです。

また、書いていただけても時間がかかるために、御朱印帳を預けておいて2~3時間後に取りに来る事になる場合も多いです。

この日も9時前には30人以上が集まってましたし本日分の受付は終わったお知らせが出てました。
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轉法輪寺
昨日の京都は雪が積もって雪景色でしたが、御室の仁和寺の近くにある「轉法輪寺」(てんぽうりんじ)が2月末まで特別公開されているので行ってきました。

普段は予約しないと拝観できない非公開寺院ですが、昨年に釈迦大涅槃図の修復が終わり、今回は涅槃図の特別公開と涅槃図の絵解きが行われます。

お寺の入り口の鐘楼門が良い感じでした。

お庭も雪景色できれいでした。

本堂の本尊である大仏本尊阿弥陀如来像は、坐像でありながらも二丈四尺(約7.5メートル)の大きさで、木製坐像として京都で一番の大きさだそうです。

お参りに来た方がどこからでも阿弥陀様が見れるように、この大きさになったのだそうで、美しく威厳のある阿弥陀様でした。


修復された涅槃図の公開とご住職による絵解きも、ご住職の軽妙な語り口で楽しく聞くことが出来ました。

お寺はご家族でお守りされてるそうで、暖かで気遣いのある雰囲気が素敵なお寺でした。

一般の公開は2月末までで次回の公開があるのかどうか判りませんが、貴重な拝観を体験できました。
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雪の六道珍皇寺
今朝の京都は昨夜からの雪で雪景色でした。

道に雪が積もったり凍結したりで滑って大変でした。

小野篁で有名な六道珍皇寺では冬の寺宝展が行われてるので行ってきました。

限定の御朱印も出るので朝の早いうちに出かけて震えて待っていました。

普段は非公開のお寺ですが、冬の寺宝展で普段は入れない本堂のお庭も雪景色できれいでした。

小野篁が冥土へ通ったと言う冥土通いの井戸も雪景色で風情があって良かったです。

年に何度か行われる特別公開は限定御朱印も毎回出るので今年も何度か行きそうです。
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金戒光明寺
京の冬の旅で特別公開されている金戒光明寺へ行きました。

金戒光明寺は非公開ではありませんが、今回は寺宝や御影堂や大方丈とかが公開されています。

寺宝の松平容保や新島八重所縁の品々が興味深いです。

また塔頭の西翁院も特別公開されています。

金戒光明寺は幕末好きな人には興味深い特別公開でした。
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宝蔵寺寺宝展
京都の伊藤若冲ゆかりのお寺の宝蔵寺で寺宝展が始まりましたので行ってきました。

昨年は若冲の御朱印帳や御朱印で行列が出来る大人気でしたが、今年も新しい御朱印が出ると言う事で早朝から出かけて2時間半並びましたが、やはり大行列になりました。

今年も若冲人気が続いてますね。

でも、行列のほとんどは御朱印目当ての行列なんですよね、寺宝展の方は空いてました。

昨年知り合った御朱印仲間にも再会できて良かったです。
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鬼の災難
(これは狂言の「節分」を原案にして書き起こした物です。)

むかし、あるところに仲の良い夫婦がおりました。

ところが、旦那さんは、出雲のお社にお参りに行く事になり、奥さんは一人で留守を守ることになりました。

今日は節分の日です、奥さんは節分の豆を用意して神棚にお供えし、夜になって豆まきをするのを待っておりました。

そんな所へ現れたのが蓬莱の島からやってきた鬼一匹。

鬼は、お腹が空いたので何処かに食べ物がないかとうろつくうちに一軒の家の灯りが目につきました、その家こそ奥さんが留守を守る家だったのです。

鬼は、家の前まで来ると節穴から中を覗きました、すると、中には美しい女が一人でいます。

「これは良いわい」

鬼はそう思うと、家の戸をドンドンと叩いて

「こんばんわ、開けてください」

と家の中に呼びかけました。

奥さんは、突然の事で驚きましたが、なんだろうと思いましたが一人なので無用心です。

「今は主は留守にしています、御用は何でしょう?」

と、戸を開けずに問い掛けました。

鬼は、

「近所の者でござる、ここを開けてくだされ」

そう言って、ドンドンと戸を叩き続けました。

奥さんは、近所の人が何の用だろうと思い、戸を少し開けて見回して見ましたが誰の姿もありません、これは近所の若い者がイタズラでもしてるのかと思い、戸を閉めてしまいました。

鬼は、人に姿を見られないように「隠れ蓑」を着けたままだったので、姿が消えていたのです。

鬼は気が付いて「隠れ蓑」を脱ぐと、もう一度戸を叩いて呼びかけました。

奥さんは、また誰かのイタズラかと思い、

「先ほど様子を見ましたが誰もいませんでした、おおかた何方かがイタズラされてるのでしょう、お帰りください」

そう言って戸を固く閉じたのでした。

鬼は何とか開けさせようと思い

「いやいや隣の者でござる、イタズラではございません、用事がございますので戸を開けてくだされい」

奥さんは、隣の方なら開けない訳にもいかないと思い戸を開けますと、そこには恐ろしい鬼が立っています。

「きゃ~鬼が出た、恐ろしや恐ろしや」

そう叫ぶと奥に逃げ込んでしまいました。

鬼は、うろたえて

「いやいや恐ろしい事はござらん、御安心くだされい」

そう言いましたが、奥さんは

「鬼が恐ろしくない訳はございません、恐ろしや、恐やの恐やの」

そう言って身構えています。

「鬼にもいろいろとござって、私は恐くない鬼ですから大丈夫でござる」

鬼は、そう言うと奥さんに近づいて行きました。

奥さんは、鬼が側に来たので恐ろしく思いましたが、もともと気が強くて肝の座った人でしたから、側にあった箒を持つと

「ええ側に来ないでください、出て行ってください」

そう言うと箒で鬼を追い払おうとしました。

実はこの鬼、女好きな所があるのですが、少し気が弱い所がありまして、奥さんに箒で追い立てられて困ってしまいました。

「なんとなんと、出て行けと言われるなら出ても行きまするが、腹が減ってどうにもなりませぬ、せめて何か食べ物をいただいたら出て行きまする」

そう言って座り込んでしまいました。

奥さんは、早く追い払おうと思い、仕方なくお粥を用意して持って来ました。

「さぁ、これを食べたらさっさと出て行ってくださいませ」

そう言うと鬼にお粥の器を差し出しますと、鬼は受け取ってガツガツと食べ始めました。

「これは暖かくてうまいわい」

そう言いながら、ふと奥さんの姿を見ると美しくて色気のある艶かしさです。

鬼は、すすっと奥さんの側に寄ると手を握ろうとしました。

奥さんは、驚いて両手の爪で鬼の顔中を掻き毟ると

「あれ~、この鬼め何をする、出て行け、出て行け」

そう言って、また箒で鬼を追い始めました。

鬼は、出口まで追い立てられると

「いやいや、待ってくれ、そなたはこの家に一人かえ?」

そう聞きました。

奥さんが

「余計なことです、それを聞いてなんとする」

そう言いますと、鬼はいやらしく笑うと

「ふふふ、一人なら寂しかろうほどに、わしが慰めてやろう」

そう言って奥さんに近づいて腰に抱きつきました。

奥さんは、鬼の顔を思い切り張り倒すと、鬼を引き離し、箒を持つとボコボコと鬼を叩き廻しました。

「あ痛ぁ、あ痛ぁ、ちょっと待ってくだされ、止めてくだされ」

そう言うと鬼は、また出口まで逃げると叩かれた痛さで半べそになっています。

「そなたの姿があまりに美しいから、つい手がでただけじゃ、許してくだされぃ」

鬼は、そう言い訳すると涙を浮かべています。

奥さんは、それを見て考えました。

「あれあれ、鬼が涙を浮かべている、この鬼は案外と気が弱いのかも知れない、鬼の目にも涙と言う言葉もあるし、どうやら私に懸想しているようだ、昔から鬼はいろいろと宝物を持っていると聞く、それならうまく鬼を騙して宝物を取り上げてやろう」

そう思うと、少ししなを作って鬼に語りかけました。

「まぁ鬼さんたら、そんなに私を思ってくださるの?」

鬼は、風向きが変わったのに驚きながらも言いました。

「わしは、人間の女でこんなに美しい女は初めてじゃ、なんとか思いを適えてくれぃ」

奥さんは、それを聞くと流し目で秋波を送ると

「昔から鬼は宝物を持つと聞きます、そんなに私を思うなら私にそれをくださいませ、気持ちを見せてくださいな」

そう鬼に向かって言いました。

鬼は、それを聞くと喜んで

「おお、いかにも鬼は宝物を持っている、打出の小槌と隠れ蓑、雲に乗れる笠の三宝じゃ、これをそなたに渡すから思いを適えてくだされぃ」

奥さんは、鬼から宝物を受け取ると、それを奥に押し隠しました。

鬼は、うれしそうに笑うと、奥さんの側にすっと近づき

「えへへへ、これで、そなたはわしの思いのままじゃ、それ、もっとこちらへ寄りなされ」

そう言って笑顔を浮かべています。

「まぁまぁ、焦らずに用意をしますので少しお待ちを」

そう言うと、奥さんは神棚に行くと、供えてあった節分の豆を手に取りました。

鬼が、物問いたげな顔でいますと、奥さんは

「今夜は節分の夜、もう豆まきの時刻です」

そう言うと、豆を掴み

「福は内ぃ~、福は内ぃ~」

と、豆を家に蒔きました。

さぁ、鬼は驚きました、なにしろ節分の豆は鬼には大の苦手です。

「おお、なんじゃこりゃ」

そう言って鬼が豆から逃げようとすると、今度は奥さんは豆を鬼に向かって投げつけ

「鬼は外~、鬼は外~」

そう叫んで鬼を追いまわします。

鬼は逃げ回りますが、豆は体に当たって痛くてたまりません。

「鬼は外~、鬼は外~、鬼は出て行け~」

奥さんは、鬼に目掛けてバシバシ豆を投げつけます。

「うわぁ~、これはかなわん」

そう言うと鬼はとうとう逃げ出してしまいました。

奥さんは、逃げ出した鬼に目掛けて豆をさらに投げつけると、家の戸をきちりと締め切り戸締りをしました。

こうして、奥さんは鬼を追い払った上に、鬼の宝物まで手にいれて、しかも一人で鬼から操を守って追い払った賢い婦人として褒め称えられ、やがて戻ってきた旦那さんと裕福に幸せに暮らしました。

それに引き換え、鬼の方は宝物を取られた上にさんざん豆をぶつけられて痛い思いをした上に鬼の仲間内からも馬鹿にされて、人間の所は二度と懲り懲りと思うのでした。

おしまい・・・
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大雄院
妙心寺の塔頭の大雄院です、普段は非公開ですが京の冬の旅で特別公開されています。

お庭も落ち着いた雰囲気で素敵ですが、いろんな寺宝も見ごたえありました。

今回は十一面観音図や楊柳漢音図が特別公開されています。

なかなか素敵なお寺でした。

冬の旅の限定御朱印帳が作られてて、限定の観音様の御朱印が書かれています。

別にお願いするとわらべ観音の御朱印をいただく事も出来ます。

可愛い御朱印で人気なんですよ。
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