平岡八幡宮
今日は、京都の高尾にある平岡八幡宮へ行ってきました。

ちょうど、平岡八幡宮の花の天井が秋の特別公開されていて、前から一度行きたいと思ってたのが、ようやく思い切って行って来ました。

高尾の山の方で遠いので、普通はバスか車で行くのですが、私は嵐電の宇多野駅から、ぼちぼち歩いて三宝寺や大龍寺とお参りしてから、ようやく平岡八幡宮へたどり着きました。

ぼちぼち紅葉も色づき始めてましたよ。

朝と言う事で拝観希望者は私だけだったので、宮司さんに付きっ切りで解説してもらいながら、神社の歴史や花の天井の事とか教えてもらい拝観出来ました。

山の上の神社なので鹿や猪が出てきて荒らすので困るとおっしゃってました。

京都で八幡宮と言えば八幡にある岩清水八幡宮が有名ですが、こちらの平岡八幡宮の方が創建は古く、京都では一番歴史のある八幡宮だそうです。

もともとは、神護寺の鎮護社として空海によって宇佐八幡宮を勧進して作られたそうで、空海が描いた僧形八幡神が御神体だそうです。

本殿の天井に様々な花を描かれた花の天井が有名で、普段は非公開ですが、毎年春と秋に特別公開されています。

本殿の蟇股には弁財天が彫られていますが、普通は琵琶を弾く弁財天が琴を弾いている琴弾き弁財天も珍しいと思います。

境内には土俵があり、10月には三役相撲と言う神事が行われ、子供と大人が相撲を取り、子供でも努力すれば八幡神の御加護を受けて大人にも勝つと言う意味合いがあるのだそうです。

また、椿の花の名所として知られており、いろいろな種類の椿が植えられていて、季節には椿を愛でに訪れる人も多いそうです。

宮司さんに詳しく教えていただけた事もあり、また機会があれば椿の時期に訪れたいと思いました。