相国寺
今日はかなり寒いですね、風が冷たかったです。

今日も、昨日に続いて「京の冬の旅」の非公開文化財の特別公開に行ってきました。

今日は、相国寺の塔頭を廻って見ました。

相国寺の塔頭は、あまり公開されている所は少ないのですが、今回の冬の旅では「法堂と方丈」「養源院」(冬の旅初公開)「長得院」(冬の旅初公開)の三つが特別公開されています。

法堂と方丈は、普段の特別公開で拝観した事があるので、今日は長得院と養源院の初公開を拝観することにしました。

始めに「長得院」へ向かいました。

長得院は、これまで非公開で拝観もされてない塔頭で、拝観できるのは今回が初めて楽しみでした。

方丈に入ってすぐの板戸絵も良かったですが、襖絵で「山水図」「水辺虎図」「波涛鷲図」「花鳥図」など素晴らしかったです。


続いて、やはり初公開の「養源院」へ向かいました。

養源院は幕末の戊辰戦争では薩摩藩の野戦病院になり、イギリス人医師により日本で始めてクロロホルム麻酔を使った外科手術が行われた場所だそうです。

本尊は薬師如来像と「毘沙門天像(多聞天像)」で、毘沙門天像は鎌倉時代の慶派仏師の作と言われ、なかなか迫力があり魅力的な仏像でした。

書院やお庭もなかなか良かったです。


ついでに、今回の公開寺院ではないですが塔頭の「大光明寺」へも御朱印をいただきにおじゃましました。

大光明寺は御朱印をいただく時に少しお庭を拝見しましたが、なかなか素敵なお庭でしたよ。


今日は三連休の中日の日曜と言う事もあって、相国寺での特別拝観にも多くの人が訪れていました。

また、時間があれば他の冬の旅の特別拝観に周って見たいです。