2014 07/05 15:12
Category : 日記
今年も、もうすぐ七夕だね。
私の住む寝屋川市の近くの交野市や枚方市では古代には交野ヶ原と呼ばれ、七夕に関する伝説や史跡が残っている。
ご存知のように、七夕とは天の川に隔てられた牽牛(けんぎゅう)と織姫(おりひめ)とが7月7日の夜、年に一度だけ逢えるという伝説だ。
もともと七夕伝説は中国の伝説で、春秋時代に書かれたと言われる「詩経」にすでに書かれているそうで六世紀には七夕の夜に瓜や茄子などの収穫物を供えたり、針に五色の糸を通して手芸の上達を願ったと言う。
やがて、日本にも奈良時代には七夕が伝わるようになり、和歌などにも多くの歌が残されているのだが、江戸時代になって庶民の間に手習い事が盛んになると、七夕の儀式が拡大されて短冊に願い事を書いて笹に吊るすと上達すると言う事になり、現在のように願い事を書くようになっていったそうだ。
枚方市内には「天野川」(天の川)と言う川が流れており、その名前の由来は諸説あるのだが、川の周囲で稲作が始まった頃に甘野川と言っていたのを後の平安の頃に大空の天の川になぞらえて「天の川」と呼んだと言う説や、川砂が白く光って見えるところから、天上の銀河になぞられて名付けられたと言う説があるようだ。
交野市には織姫を祀る機物神社があり、天の川を挟んだ枚方市の観音山公園にはひこ星の化身と言われる牽牛石が祀られている。
そこで七夕伝説として、機物神社の織姫と牽牛石のひこ星が年に一度、天の川にかかる「逢合橋」(あいあいばし)という名の橋で二人が逢い、愛し合うというロマンチックな伝説が伝えられているそうだ。
現在の逢合橋は普通のコンクリートの橋で、橋に付けられた「逢合橋」のプレートくらいしか往時を思わせるものは無いのだが、昔は木の橋だったそうだ、逢合橋は車の通行も多くて危険だが、隣りに歩行用の橋もかけられているので、七夕の夜に逢合橋で好きな人と星を見るのも素敵かも知れない。
七夕の時期になると逢合橋には、七夕の飾りが飾られてイベントなども計画されているようだ。
また、七夕伝説にちなんで、交野市には「おりひめちゃん」と言うキャラがあり、枚方市には「ひこぼしくん」と言うキャラがあって七夕を盛り上げているようだ。
京阪の枚方市駅には、七夕にちなんだ人形が毎年飾られるが、今年はおりひめちゃんと、ひこぼしくんの人形が飾られていたよ。
来週は七夕だが、みなさんの祈りが通じて素敵な七夕になりますように。
私の住む寝屋川市の近くの交野市や枚方市では古代には交野ヶ原と呼ばれ、七夕に関する伝説や史跡が残っている。
ご存知のように、七夕とは天の川に隔てられた牽牛(けんぎゅう)と織姫(おりひめ)とが7月7日の夜、年に一度だけ逢えるという伝説だ。
もともと七夕伝説は中国の伝説で、春秋時代に書かれたと言われる「詩経」にすでに書かれているそうで六世紀には七夕の夜に瓜や茄子などの収穫物を供えたり、針に五色の糸を通して手芸の上達を願ったと言う。
やがて、日本にも奈良時代には七夕が伝わるようになり、和歌などにも多くの歌が残されているのだが、江戸時代になって庶民の間に手習い事が盛んになると、七夕の儀式が拡大されて短冊に願い事を書いて笹に吊るすと上達すると言う事になり、現在のように願い事を書くようになっていったそうだ。
枚方市内には「天野川」(天の川)と言う川が流れており、その名前の由来は諸説あるのだが、川の周囲で稲作が始まった頃に甘野川と言っていたのを後の平安の頃に大空の天の川になぞらえて「天の川」と呼んだと言う説や、川砂が白く光って見えるところから、天上の銀河になぞられて名付けられたと言う説があるようだ。
交野市には織姫を祀る機物神社があり、天の川を挟んだ枚方市の観音山公園にはひこ星の化身と言われる牽牛石が祀られている。
そこで七夕伝説として、機物神社の織姫と牽牛石のひこ星が年に一度、天の川にかかる「逢合橋」(あいあいばし)という名の橋で二人が逢い、愛し合うというロマンチックな伝説が伝えられているそうだ。
現在の逢合橋は普通のコンクリートの橋で、橋に付けられた「逢合橋」のプレートくらいしか往時を思わせるものは無いのだが、昔は木の橋だったそうだ、逢合橋は車の通行も多くて危険だが、隣りに歩行用の橋もかけられているので、七夕の夜に逢合橋で好きな人と星を見るのも素敵かも知れない。
七夕の時期になると逢合橋には、七夕の飾りが飾られてイベントなども計画されているようだ。
また、七夕伝説にちなんで、交野市には「おりひめちゃん」と言うキャラがあり、枚方市には「ひこぼしくん」と言うキャラがあって七夕を盛り上げているようだ。
京阪の枚方市駅には、七夕にちなんだ人形が毎年飾られるが、今年はおりひめちゃんと、ひこぼしくんの人形が飾られていたよ。
来週は七夕だが、みなさんの祈りが通じて素敵な七夕になりますように。