幽霊・妖怪画大全集
大阪の大阪歴史博物館では4月20日~6月9日の期間で「幽霊・妖怪画大全集」と言う、能楽堂からも近いので昨日の午前中に見に行ってきたよ。

今回のこの幽霊や妖怪画の展示品は福岡市の福岡市博物館に所蔵されている物を中心に展示されてるそうだ。

京都出身の日本画家で風俗研究家の吉川観方は生涯をかけて日本の幽霊画や妖怪画の名品を収集されてたそうで、それらの作品が今は福岡市博物館に所蔵されてるそうだ。

それで、博物館で特別展が開かれるほど多数の展示品を持ってるんだろうね、また大阪歴史博物館所蔵の作品もいくつか展示されてて面白い。

円山応挙の幽霊画や有名な作品も多くされていたり、妖怪画や巻物もきれいな状態で保存されてて、妖怪ファンの私としては狂喜乱舞の展示会である。

また、福岡市博物館の所蔵品らしく、地元の福岡の宗像郡で実際に起きたと言われる妖怪騒動の資料や画本や絵画もコーナーを作って展示されてるのも興味深い。

筑前国宗像郡本木村化物退治として記録されてるそうで、宗像郡の本木村に現れた化物退治の顛末が、飼い犬が化物をやっつけたと言うのも面白かった。

結局、化物の正体は狸だったのかなぁ?


また、YKI48総選挙として幽霊画や妖怪画の中から人気投票を企画してるのは御愛嬌かね、私もお菊さんと言われる憂いを帯びた美人幽霊画に一票。

いろいろと楽しかったし興味深いので、また期間中に見に行きたいと思うよ。