2012年10月の記事


金木犀
金木犀には、少し哀しい思い出があって、10年前に私が失意の底にいるときに、ネットのホームページで同じように悲しい出来事で心を病んでしまった女性と知り合って、二人で夜中のチャットで話し合って心の悲しみを別け合っていた。

それが、ちょうど今のように金木犀の香る時期で、その女性の家にも金木犀が咲くと言うので、私はその女性を「金木犀の君」と呼んで励ましていたのである。

しかし、それでも失恋が与えた心の痛手は深かったのか、その金木犀の君は病気になり病院に通うようになってしまっていった。

「いつか元気になったら、名前を変えて新しい私でお話しに来ますね」

そう話されたのが最後で、その後は入院されたのか二度と連絡できなくなってしまった。

それから、金木犀を見るたびにその女性を思い出して、何とか元気になってられますようにと祈ってしまう。

ほんとうに立ち直って幸せになっててほしいな。

私がずっと「しらゆき」のHNを変えずにいるつもりだよ。
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ひらかた菊フェスティバル
今年も大阪の枚方市で「ひらかた菊フェスティバル」が開催されてるよ。

毎年、秋に開催されてすっかり秋の風物詩のようになってるね。

公園や市民会館前には菊の花の展示や市民菊人形の会の菊人形とか展示されてるよ。

今年は「ひらパー」でも菊人形展が開催されてるけれど、市民菊人形の会の菊人形もなかなかの力作で素晴らしいね。

義経の八艘飛びのシーンとか迫力あって良くできてるよね。

菊花展の方でも、市民の方が育てられたたくさんの菊が展示されてて、菊の香りが清清しい。

菊にもいろいろな色があってきれいだね。

11月12日まで開催されてるよ。
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図書館の主
篠原ウミハルさんのコミックの「図書館の主」(芳文社コミック)が面白い。

児童書専門の図書館の司書の御子柴は、口は悪いが本の知識はピカイチ。

その御子柴と他の二人の女性店員、そしてお客さんたちが繰り広げる心に優しい物語。

子供の頃に読んだ懐かしい本や絵本、まだ読んだ事が無い本とか、知らなかった知識も得られて、心癒されるコミックだよ。


心が疲れた時とか絵本や童話を読むと癒されることも多いね。
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弘法さん
今日は21日で、京都の東寺では弘法さんと呼ばれるガラクタ市の開かれる日だ。

私の実家の近所で何度も行ってるんだけど、今日は久しぶりにお休みと合ったので行って来たよ。

日曜日でお天気も良いので弘法さんも朝から多くの人が買い物に来ていたよ。

境内には千店を越えるといわれる露店が並んで、骨董品や食べ物、衣類やアクセサリーや人形や小物などあらゆる物が売られている。

私ものんびり見て周りながら、辛子漬け・千枚漬け・干し柿・あられ(三袋500円)・アクセサリー二点・巳の干支人形などなど買い込んだよ。

特に手作りのお漬物の辛子漬けや千枚漬けは人気で午前中に売り切れる事もあり、遠方から買いこみに来てる人も多いんだよ。

それぞれの単価は安いので、ついつい買い込んでしまうんだよね。

久しぶりに美味しいお漬物を買ったので、しばらくお茶漬けが続きそうだよ。
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京都歩き・ほととぎすを見たくて
すっかり涼しくなって過ごしやすい今日この頃。

紅葉には、まだ早い物の秋の花は見頃を迎えている。

その中で、今の時期の花で私のお気に入りなのが「ほととぎす」である。

花の模様が、鳥のホトトギスの胸毛に似ているから名付けられたそうであるが、少し珍しい花で花言葉は「秘めた愛」「永遠にあなたのもの」だそうだ。

それで、ほととぎすが咲いているので思いついたのが、以前に行った事がある、京都の上賀茂近くにある「神光院」である。

さっそく、京阪電車と京都地下鉄を乗り継いで北大路に行き、そこから市バスで上賀茂に行って、さらに市バスを乗り換えてようやく神光院に着いた。

この神光院は、「大田垣蓮月」に所縁のお寺で蓮月が晩年を過ごした所だそうで、生涯で数々の不幸に遭った蓮月は晩年は京都でたびたび起こった飢饉には私財を投げ打って寄付したり、自費で鴨川に橋を架けるなど慈善事業に勤しんだと言う。

この、神光院の茶所で85歳で亡くなった時には別れを惜しんだ西賀茂村の住人が総出で弔ったそうである。

庭を歩いてみたが、あいにくと目的のほととぎすは一輪咲いてるだけで他には見かけない、前に来た時はいっぱい咲いてたのに時期がずれたのかな。

さて、どうしようと考えて、確か鷹ヶ峰の源光庵にもほととぎすが咲いてた事を思い出して、歩いて鷹ヶ峰に向かうことにした。

神光院を出て西に歩いて行くと西芳寺の墓地があって、そこに大田垣蓮月のお墓があるそうなので、これも縁だと墓地に寄ってお墓にお参りした。

そこから、判らない道をスマホのナビで探しながらようやく鷹ヶ峰の常林寺にたどりついた。

鷹ヶ峯も紅葉の名所で紅葉の時期には人であふれかえるほどの混雑になるが、まだ紅葉前なので人もほとんどいない。

源光庵も紅葉の時期には人がいっぱいだけれども、やはり時期でないので参拝者も私だけ。

この源光庵は、丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」が有名である。

そう言えば、以前に紅葉の時期に来て、写真を撮ろうとした時につまづいてデジカメを壊してしまって、何もせずに帰ったこともあったなぁ。

私だけなので、じっくり写真を撮れるのは良いね、紅葉は無いけれど青葉の窓も味があるよ。

丸い「悟りの窓」は、禅と円通を表現していて、四角い「迷いの窓」は生老病死四苦八苦を表しているそうだ。

じっくり窓を見ていると気持ちが落ち着いてくるから不思議だね。

この源光庵の本堂の天井は伏見城の血天井を供養のために移設してる事でも有名だね。

さて、肝心のほととぎすであるが、境内にたくさん咲いていて見事だったよ。

独特の雰囲気のほととぎすの花を堪能できて満足できたよ。

そこから、ぶらぶら歩きながら坂道を下り、今宮神社まで行くと七五三なのか家族連れがお参りに来ていたよ。

今宮神社をお参りしてから、あぶり餅を食べたかったけど、まだお店が開いてないのであきらめて北大路通りまで歩いて、市バスに乗って北野白梅町へ。

そこから一条通の妖怪ストリートを歩いていると、今日は大将軍八神社のお祭りがあるみたいで、妖怪ストリートでも夜には夜店や妖怪仮装行列があるみたいだけど夜までは無理やしなぁ・・・残念。

北野天満宮にお礼参りしてから、市バスで京阪電車の駅まで乗ってようやく帰って来たよ。

お天気も良くてのんびり散策できたけれど、紅葉のない時期はのんびりできていいね。
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あの女
最近の私が読んでいるのがMF文庫ダ・ヴィンチから出ている「怪談実話系」のシリーズである。

これは実話系の書き下ろし怪談文芸競作集で、いろいろな作家さん達が怪談を書き下ろしているシリーズである。

特に、この3巻では、以前に行われた怪談専門誌「幽」の「怪談ノ宴」と言うイベントで集まった女性作家さんやスタッフが打ち上げの慰労会で某ホテルに行ったところ、実際に怪異が起こってしまった顛末を、それぞれ係わった作家さんたち(立原透耶・加門七海・伊藤三巳華・宇佐美まこと)が、それぞれの視点から出来事を書き下ろしてるのが面白い。

また、岩井志麻子さんが、このシリーズで連作している、自らが係わってしまったある女性との出来事を、実際の出来事なので名前や設定を変えて、女芸人から聞いた話やタレントや作家から聞いた話として変更して書いてあるが、実際は「実はこれ、すべて一人の女の話です」とのことで、これを一冊にまとめて文庫化された「あの女」も興味深く読んでしまった。

この「あの女」は、昨年に騒動になったオセロの中島さんに憑いた女性占い師に似ていることから同一人物ではと話題になってしまったそうである(岩井さん曰く別人です)。

お化けも怖いけれど、実際の危ない人間もかなり怖いと言うか、私は係わりたくないと言う気持ちだよ。

読んでみるとなかなか面白いのでお勧めです。
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芸能神社
今日は、お天気も良いし、気候も良くなって来たので、京都の嵐電に乗って、嵐山までお散歩。

「車折神社」に立ち寄って「芸能神社」もお参りしてきたよ。

芸能神社は、車折神社の境内にある神社で、日本神話の天岩戸に隠れた天照大神を誘い出すために踊りをおどった天宇受売命をお祀りしている事から、芸能全般の神社として、多くの芸能関係者の信仰を集めている。

拝殿には、お参りした芸能関係者のシールや千社札で少し怖いくらいの不気味さもある。

また、奉納祈願した芸能人の名前が玉垣に書かれて並べられている。

お笑いから歌手や俳優さんや女優さん等、大物芸能人の名前も並んでいる。

大物芸能人にまじってNMBのりぽぽちゃんの名前も・・・京都出身で私も応援してるんだよん。

この後も、嵯峨野をうろうろしてたけど、まだ紅葉の前で人も少なめでのんびり出来たよ。

これが紅葉の時期になると繁華街並みの混雑になるんだよね。

これからは、過ごしやすくて散策も楽しくなるね。
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ひらかた菊人形祭
今日は、朝から枚方をうろうろしていたが、ほんとうの目的は「ひらパー」ことひらかたパークに行く事で、ひらかたパーク開園100周年記念で開催される「菊人形祭」を見に行く事だった。

ひらパーの開園は10時からなので朝のうちは枚方市駅周辺で時間を潰して、それから枚方公園駅まで戻ってひらパーへ向かった。

お天気も良いし、世間的には三連休(うちは土日だけ)で今日から菊人形も始まると言う事で朝からかなりの人出である。

開園を待っていると、ひらパーの100周年と菊人形の取材でテレビ局や新聞社など何社か来ていて、私も前にいたので映ったかも。

開園して、さっそく菊人形を見に行くと、先に入っていた「よみうりテレビ」が取材していて、私的には写真を撮るのに重なって少し迷惑・・・だいたいペースが同じなのでずっとかち合うんだよね。

菊師の女性も取材を受けながら周ってられたよ、そもそものひらパーが菊人形を中止した一因が菊人形の後継者不足もあったので、こうやって菊師の方がまた活躍されてるのは頼もしいね。

菊人形の方は「平清盛と源頼朝」がテーマで平家と源氏の興亡が菊人形で作られている。

まだ今日から始まったので、菊の開花が少ないのが少し残念だね。

それでも、菊人形を楽しんで、グッズもあれこれ買ってイベントホールを出て園内をぶらぶらしてると家族連れや若いカップルとかでけっこうの混雑で人気の遊戯とか行列が出来てたよ。

この「ひらパー」は昔ながらの遊園地で、他の遊園地が閉園されている中で残っている貴重な遊園地かも知れない。

やはり最新のUSJとかも良いけれど、小さな子供からお年寄りまでのんびり楽しめるこういう遊園地も大切だと思うよ。

100周年だそうだけど、これからも何とか残って行ってほしいなぁ。
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