彼岸花
今年もようやく彼岸花が咲きだしたね、いつもならお彼岸の頃には咲いてるんだけど、今年は暑さが長引いたので遅れてるみたいだよ。


彼岸花は、「曼珠沙華」の異名でも知られているが、毒の成分を持つことや墓場などにもよく咲いている事や、お彼岸の時期に咲く事、あるいは真っ赤な色からか「死人花」や「幽霊花」などの呼ばれ方をする事もあるようだ。

彼岸花が田畑や墓場に植えられるのは、その毒の成分のせいだと言う。

田畑に植えると毒の成分の所為でモグラなどに畑を荒らされにくいそうで、また墓場の場合も埋められた死体とかが小動物に荒らされないように植えられたりされたのが始まりだそうである。

でも、真っ赤な色と独特の形が個性的で、私の好きな花で、毎年のように嵯峨野まで見に行ってたんだけど先週でも一箇所に数輪が咲いてただけだった。

そう言えば、山口百恵さんの歌でも「曼珠沙華」って歌があったね。


「曼珠沙華」 

作詞/阿木耀子、作曲/宇崎竜童、歌/山口百恵


涙にならない悲しみのある事を知ったのは

つい この頃

形にならない幸福が何故かしら重いのも

そう この頃

あなたへの手紙 最後の一行思いつかない

どこでけじめをつけましょ

窓辺の花が咲いた時

はかなく花が散った時

いいえ あなたに愛された時


マンジューシャカ 恋する女は

マンジューシャカ 罪作り

白い花さえ 真紅に染める


あてにはならない約束をひたすらに待ち続け

そう 今でも

言葉にならない優しさをひたむきに追いかける

そう 今でも

あなたへの想い どこまで行ったら止まるのかしら

そんな自分を 持て余す

机の花が揺れた時

ほのかに花が匂う時

いいえ あなたに愛された時


マンジューシャカ 恋する女は

マンジューシャカ 罪作り

命すべてを 燃やし尽くすの