2009年11月の記事


ひらかた市民狂言 茂山狂言会
今日は、枚方の市民会館で私の好きな茂山家の狂言会が行われるので見に行ってきたよ。

枚方では、市民狂言会として、時々に茂山家の狂言会が開かれて、私も何度か見に行ってる。

枚方市民会館の大ホールは、ほぼ満員の大盛況だったけど、市民狂言会と言うこともあって、いつものように狂言ファンの方ばかりでなく始めて狂言を見られる人も多くかったよ。


今日のプログラムは


○解説

茂山千三郎

日本一しやべる狂言師こと茂山千三郎さんの狂言の解説。

今日は狂言の名乗りや始まりの部分の解説で、私も始めて聞くお話も有り勉強になったよ。

茂山千三郎さんは、私の大好きな狂言師のお一人で、ラジオのパーソナリティやテレビのキャスターもされてるから話がうまくて面白いです。



○「佐渡狐」(さどぎつね)

佐渡の百姓:茂山宗彦

越後の百姓:茂山童司

奏者:茂山あきら

後見:鈴木実


越後と佐渡のお百姓が、年貢を納めに行く途中で出会う。

話が弾むうちにお互いのお国自慢となり、越後のお百姓は佐渡は物が少ないので不自由だろうと言う。

すると佐渡のお百姓は佐渡は大国なので不自由は無いと反論する。

すると越後のお百姓は、佐渡には狐はいないだろうと言われ、佐渡のお百姓は居ないと言うのが悔しくて、つい居ると答えてしまう。

佐渡に狐が居る・居ないの言い合いになり、それならば年貢を納めにいく都の奏者に判定してもらい、負けたほうは勝った方に刀を差し出すことになった。

やがて、都に着いて年貢を納める報告に、先に佐渡のお百姓が上がり、そこで奏者に理由を話し、ほんとうには佐渡に狐はいないが、何とか居ると答えてほしいと賂を渡してお願いする。

奏者は了解して、まだ狐を知らない佐渡のお百姓のために、狐の姿や形を教えるのだった。

続いて越後のお百姓が年貢の報告に上がり、奏者に狐の判定をお願いする。

奏者は、越後と佐渡のお百姓を並ばせて、賄賂を貰っているので佐渡には狐がいると偽りを答えたのだった。

しかし、納得できない越後のお百姓は狐についてあれこれと質問して行き・・・・




○「縄綯」(なわない)

太郎冠者:茂山千五郎

主人:丸山薫

某:茂山千三郎

後見:鈴木実


バクチで負けた主人は借金のかたに太郎冠者を渡すことになった。

太郎冠者は、事情も知らされずにバクチ相手の元に向かわされ、そこで借金のかたにされたことを知る。

太郎冠者は事情を知るとふてくされて仕事をしない。

怒ったバクチ相手は主人に文句を言うと太郎冠者は役に立たないのでお金で返すように迫る。

そこで、主人はひとまず太郎冠者を帰らせて、その仕事ぶりをバクチ相手に見せて、何とか太郎冠者で済ませてもらうように頼むのだった。

太郎冠者は、主人の下に帰れて大喜びである。

そこで主人に命じられて得意の縄を綯いながら、バクチ相手の家の悪口を言い始めたのだった。

すると主人はこっそりとバクチ相手と入れ替わり・・・・



○「蟹山伏」(かきやまぶし)

山伏:茂山あきら

強力:茂山童司

蟹の精:島田洋海

後見:鈴木実


修行を終えた山伏が弟子の強力を連れて故郷へ帰ろうとする。

途中の江州の蟹が沢で異形の者と出会った。

「二眼天に有り、一甲地に着かず、少足八足二足、右行左行して遊ぶものの精にてあるぞよ」

そういう異形の者の言葉から、山伏達はこれは蟹の精だろうと推測した。

それで、今晩のお肴にしてしまえと強力が金剛杖で打ちかかると、蟹の精は逆に強力の耳を挟んでしまう。

次は、山伏が法力で祈り倒そうと祈るのだが、逆に蟹の精はますます強力の耳を強く挟むのだった・・・



割と有名な狂言が中心だったが、やはり茂山家の狂言は楽しくて面白いね。


そして、公演の終わった後は、茂山家のカレンダーを買った人には茂山千五郎さんと茂山千三郎さんが、その場で生サインをしてくださるサービスがある。

これまでにも市民狂言会とかでは時々行われてるので、今日もあるかもって予想してたんだよな。

やはり予想どおりだった。

混雑が予想されるので、中休みの間にカレンダー(1500円)を買っておいて、公演が終わったらすぐにサインを貰いに行ったよ。

茂山千五郎さんと茂山千三郎さんに生でお会いしてサインを貰えるなんて、茂山家ファンとしては至福の限りですなぁ♪


でも、茂山家のカレンダーはいつもサインを貰ったりしてるので、一度も飾った事が無くて保存ばかりだよ。
コメント (0)

京都の紅葉
今日は京都まで紅葉を見に行って来たよ。

まだ早朝から京阪電車に乗って、鳥羽街道駅で降りると、東福寺に向かって歩く、東福寺に行くのに東福寺駅で降りる人が多いが、割と鳥羽街道駅からの方が近かったりするのだ。

「東福寺」は京都でも屈指の紅葉の名所で、とくに通天橋からの紅葉は絶景である。

早朝なので、まだ境内には入れないが、普通に通路として人が通れる「臥雲橋」は自由に通れる上に、この臥雲橋から通天橋の紅葉が見ることが出来るので多くのカメラマンが集まるポイントでもあるのだ。

臥雲橋から見る通天橋は紅葉が見頃で美しい。


東福寺を通り抜けて、九条通りに出るとそのまま東大路通へと上がって行き、泉涌寺通を東に歩いていく。

この通りを行けば御寺と呼ばれる皇室所縁の「泉涌寺」への参道となるのであるが、その泉涌寺への少し手前に「今熊野観音寺」と呼ばれるお寺がある。

この今熊野観音寺は、頭痛や智慧授けにご利益のあるお寺として知られているが、実は私の紅葉の隠しスポットの一つである。

最近はずいぶんと知られるようになってきたが、それでも紅葉の名所と言われる場所と比べたら訪れる人は少ない。

今朝も、早朝と言う事もあるが、ほとんど私の独占状態で思う存分紅葉を満喫して写真もたくさん撮れて大満足。

それほど大きなお寺ではないが、参道から境内まで紅葉が色づいて別世界のような美しさである。

そう言うわけで、今日は京都の紅葉の名所として有名な東福寺と、私お気に入りの今熊野観音寺の二箇所で紅葉を堪能できて良かったよ。
コメント (0)

抹茶スィーツ
今日は良いお天気だけど寒いよね。

紅葉の色づく時期になったので、京都に紅葉を見に行こうと考えて、少し足を延ばして宇治まで行って来たよ。

ところが京都市内の紅葉は色づいているようなのに、宇治の方は遅れているのか一部で色づいてるのだが青葉が多い。

紅葉で有名な興聖寺の参道も初めと終わりは紅くなっているけど、中ほどは青葉ばっかり。

まぁ、こればかりは仕方ないからね、宇治の付近をぶらぶら散策して平等院をお参りしに行った。

平等院も、ところどころに紅葉が色づいてる程度で青葉が多いね、一番きれいな紅葉がトイレの前だったりして。

平等院を出ると抹茶だいふくを買いに、伊藤久衛門の本店に歩いて行った。

伊藤九衛門はお茶屋さんなんだけど、抹茶を使ったスィーツでも、有名で特に抹茶だいふくは美味しくて大好き。

ただ、伊藤久衛門の本店でしか置いてないので、少し離れた本店まで行かないといけないのだ。

伊藤九衛門の本店は、京阪電車の宇治駅から宇治川とは反対方面に少し歩いたところにある。

そこで、「抹茶だいふく」と販売数限定の「いちご抹茶だいふく」、それに「抹茶どらやき」と「栗最中」も買って帰ったよ。

抹茶だいふくは、中に抹茶の餡がいっぱいで美味しいのよ。

いちご抹茶だいふくも、だいふくのお餅と抹茶餡とイチゴのハーモニーが良いですな。

栗最中は、栗の形の最中で中に抹茶餡と栗が入っている。

抹茶どらやきは、どらやきの中身が粒餡と抹茶餡ですごく美味しかった。

紅葉は少し残念だったけど、抹茶スィーツ三昧でご機嫌な私。

一度では食べきれないので、ぼちぼち楽しめますわ。
コメント (0)

私の定番
今日は本当なら奈良に紅葉を見に行くつもりだったのだけど、夜からの雨が続いてたので、諦めて京橋までお買い物に行って来たよ。

京橋に着くころには雨が止んでるだもんな、ほんと天気運が悪いわ。

まぁ、仕方ないわ。

それで今日のお買い物は来年のカレンダーと手帳。

やはり毎年使っているお気に入りのが一番すっきりするから、いつも探し回って買ってるよ。

カレンダーは、JTBから出ている「旅の絵ごよみ」と言うもので、その日に行われる日本や世界各地のお祭りや行事が書かれているもの。

その辺はJTBだもんね、見ているだけでも楽しいし、旅行にも行きたくなってしまうよ。

もう一つは、「文字月表」と言う実用的なもの。

やはり目が悪いので文字が大きくて見やすいのが使いやすいです。


手帳は、仕事用に会社でいつも持ち歩いてるのが日本法令から出ている「ハンディメモリー」と言う手帳。

手帳の最後に、日本各地の地図や交通機関、それに市外局番とか年齢早見表、それに印紙税額や年利や日歩の早見表、慶弔のエチケットとか度量の換算表などの便利なものがついていて使い勝手がいいの。

それと家で使う手帳が高橋書店の「リシェル2」と言う少し大きめのもの。

少し高いけれど、月毎や週にまとまってて使いやすいのですごく便利。

人によって好みもあるけど、使ってみるとすごく使いやすいよ。

私は手帳はこの二つでないとダメですね。

あとは年賀状はまだ買ってないのでそろそろ買わなきゃだね。

こうやってると、今年も残り少ないのが感じられてしまうね。
コメント (0)

お初天神
先日の大阪梅田にウィキッドを見に行った時に、時間つぶしに曽根崎のお初天神に寄っていた。

その境内で社務所の参道側のガラスケースに有名人のサインとかが飾ってあるのだが、そこで見つけたのが千秋とココリコのサイン。

千秋とココリコ遠藤のサインが並んでるし、田中のサインもあるし・・

これは前にお参りしたと言う事なのかな、うーん、ココリコの二人のサインがあって、その隣りに千秋のサインがあるし、このサインを並べてある意図が判らない・・・二人が別れてるんだからさらし者みたいな感じだよ。

見つけたときに「えっ!」って驚いたしね。

お初天神は露天神がほんとうの名称で、曽根崎心中の舞台になった場所であり、実際に起きたお初・徳兵衛の心中事件を元に近松門左衛門によって脚色されて有名になりお初天神と呼ばれるようになったはず。

そのせいか、お参りすると良縁成就すると言われる反面、カップルでお参りすると別れると言う説もあるらしい・・・
コメント (0)

プリン
プリンは好きでよく食べるんだけどね、いつも疑問に思うのがどうしてカップの底にカラメルソースがあるんだろうってこと。

普通は上にかかってるんじゃないの?

プッチンプリンみたいにお皿に逆さに置けるのは判るんだよな、でもほとんどのプリンはカップに入ってて底にカラメルソースが沈んでるよね。

喫茶店とかでプリンアラモードとか頼むと上にカラメルソースがかかってるしね。

う~ん、上か下かどちら正しいんでしょうな。

カップのプリンの場合、底にカラメルソースがあるから食べ方も考えるよね、底のカラメルソースをどうするか。

私は端からプリンを食べていって、底に届くとカラメルソースを救っては、プリンと絡めるように食べてます。

こう言うのって人によっていろいろと好みがありそうだよね。

何かの本で読んだのだけど、カップのプリンを作るときは、プリンを先にカップに入れて、後からカラメルソースを入れるんだそうだ、そうするとプリンよりもカラメルソースの方が比重が高いので底に沈んで分離するのだそうだ。

逆に、先にカラメルソースを入れて後からプリンを入れると混ざってゴタゴタになってしまうだそうだ。

また、プリンが固まってから上からカラメルソースを入れる形でも、カtラメルソースは固まらないので運搬で崩れたり飛び散ったりするので、結局は今の形が一番安定してるんだそうだよ。

だったら、コーヒーゼリーのクリームみたいに別容器にしてもと思うんだけど、そういうのもあまり見かけないのは問題あるのかな。

最近はカップのプリンでも底にカラメルソースがあって、プリンがあって、上にクリームとかが乗ってるのも多いよね、やはりカラメルソースが下にあるのが普通になってるのかね。

でも、自分でプリンを作ったら上からカラメルソースをかけるよね。

などと、プリンを食べる時はいつもいろいろと考えてしまう私でした、でも美味しいからどうでもいいか。
コメント (0)

枚方宿ロール
今日は朝から枚方まで出かけて、ひらかた菊花展を見に行って来たよ。

これは、枚方で開催されている「ひらかた菊フェスティバル」の催しで、枚方市の岡東中央公園やふれあい通り周辺、それに枚方市役所別館北側(枚方市民会館前)などに市民が育てた菊の花を展示したものだ。

他にも市民菊人形展として市民が作った菊人形も展示されている。

この市民菊人形展は、枚方パークでの菊人形が終わった事を惜しんで、市民の有志が菊人形の伝統を絶やさないようにと菊人形師の方から教わって菊人形を作るようになったものだそうで、今年で四回目である。

今年の菊人形は直江兼続がテーマらしく、京阪電車の駅や市役所別館北側(枚方市民会館前)などに展示してあった。

少し寒かったけれど、菊の花や菊人形を見て周ってるのも良いですな。


それから、枚方市駅の下にある京阪百貨店ひらかた店で、まずはジョフランと言うお店の「プリンアラモード」を買ったよ。

これはディズニーのミニーの陶器の容器にプリンを入れてクリームを乗せ、その上にいろいろなフルーツを添えたもの。

とにかくミニーの容器が可愛くて、つい買ってしまったよ、また食べた後も容器は残るしね。


それからキディランドで買い物したりしてから、グーテと言うお店で「枚方宿ロール」と言うロールケーキも買ったよ。

これは、枚方の地元のロールケーキとして人気で本とかにも取り上げてられてたもので、和三盆を使用したふわふわの生地に純生クリームと抹茶の求肥、それに黒豆を巻き込んだもの。

とろけそうなクリームに抹茶と黒豆がアクセントになって美味しいね。

今日もスィーツを堪能して、ますます体重が増えていってヤバイ私ですわ。
コメント (0)

鉄人28号
昨日は早朝から神戸のJR新長田駅まで、鉄人28号を見に行ってきたよ。

長田と言えば阪神大震災で大きな被害が出て、男はつらいよの最終作で寅さんが復興の応援をしに訪れてたね、ちなみに新長田の駅には寅さんが亡くなられてから寅さんを偲んで作られた寅地蔵が飾られてて、優しい微笑で見守ってるよ。

その長田で復興のシンボルとして、作者の横山光輝さんが神戸の須磨の出身だということで鉄人28号の実物大の像が創られてて少し前に完成して話題になってたね。

鉄人大好きの私としては、どうしても見に行きたくて思い切って見に行ったよ。

新長田は、前に寅地蔵を見に行った時に一度行ってるので行き方は判ってて、京橋から東西線と神戸線と乗り換え無しで行けるので楽は楽だね、一時間くらいはかかるけどね。

駅を降りると鉄人はこちらみたいな張り紙がしてあって判りやすい。

駅の近くなんだけど大丸とかがあって、その向こうの広場なので駅からは見えないね。

歩いていくとありました、巨大な実物大の鉄人28号。

私は子供の頃に鉄人が連載されてた「少年」を友達に借りて読ませてもらったりしてたからね、コミックも文庫版と豪華完全版の二種類持ってるよ。


鉄人の本体は完成してるけど、足元とかはまだ工事中で柵がしてあって立ち入り禁止なのが残念だね、周囲の工事が終わるのはもう少し先みたいだよ。

アニメの鉄人をそのまま大きくした感じで印象としては巨大なプラモデルみたいかなぁ、それでもポーズとかがかっこよくて今にも動き出しそうで良いですわ。

凛々しい顔も良いよね、リモコンを持ってみたいよ。

私の他にも写真を撮ってる人が多かったよ。

この鉄人28号が地元の人の元気になったり、活性化に繋がると良いですね。
コメント (0)