道教の美術
今日も良いお天気だね。

今日は、先日の台風の時の休みの振り替えで出勤に決まったのだけど、月曜の体育の日も出勤なので、さすがに嫌だと有給でお休みにしたよ。

他にも有給にして休む人は多くて半分近くは休んでるんじゃないのかな。

それで今日は久しぶりに大阪の天王寺美術館に「道教の美術」展を見に行って来た。

前から見たくて仕方なかったのだけど、なかなか都合がつかなくて見に行けなかったのが、会期が残り二週間になってしまったので思い切って行くことにした。

道教は中国の宗教だけど古くから民間に根付いてるし、日本の宗教や陰陽道や修験道にも大きな影響を与えているからね。

昔から中国の水滸伝や三国志、それに西遊記や封神演義とか好きでよく読んでたしね、封神演義では道教の神々が中心に描かれてるし、逆に西遊記では仏教が影響してるので道教は敵として描かれたりしてるね。

道教の絵画や神像とかも面白いし、怪奇マニアにはたまらない「山海経」や「捜神記」や「怪奇鳥獣図鑑」などなど、実物を目にして興奮気味の私。

京都の大将軍八神社からも、これまで見たくても見れなかった神像や天球儀とか出展されてたし、安倍晴明の関連も多くて、あの秘伝書の「簠簋内伝」(金烏玉兎集)も展示されてて思わず「おおっ!」って声を出してしまったよ。

もう見たいものばかりでお腹いっぱいの感じ、これなら有給も惜しくないというか休んでよかったよ。

できれば、もう一度見に行きたいくらいだよ。