2021年09月の記事


中秋無月


今日は中秋の名月、8年ぶりの満月になる。
長女が読んでいた紫式部の和歌に、

めぐり逢ひて見しやそれとも分かぬ間に
雲隠れにし夜半の月影(紫式部)

「久しぶりにめぐり逢い、見定めのつかないうちに
雲間に隠れてしまった夜半の月のように、
貴方はあわただしく姿を隠してしまい残念です。」という歌がある。

私は今朝、河辺を散歩した時、彼岸花を見つけた。
季節は間違いなくやってくる。

富士山は傘雲を被り、夏川に沢山生息していた魚がいない。
秋の川は水音だけがざぶざぶ聞こえた。

少し足を延ばせば田圃の稲穂は大分刈り取ってあり、
雑草やススキ等が増え、白鷺が遊んでいる光景を見た。

我が家の庭も柿がオレンジ色に大きく生った。
するべき事が沢山有って沖縄行は何時になるのか。。。

来月に飛行機は富士山空港から飛ぶのだろうか。
コロナ禍で欠航になるのか分からない。

今夜は十五夜の満月に摘んできたススキとお団子を
廊下に供えておけば主人に笑われた。
台風が来ようが地震が来ようが頓着ない人である。

今夜は空が曇り満月が見えない。
中秋無月の夜になり明日は雨になるでしょう。
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秋の日
秋風の 立ちそめにしか 湯上りの 
心安らぐ マツムシの鳴く。

名も知らぬ 小さき黄の花 一夜のみ 
月の光を 浴びて消えゆく。

黙々と 前行く背中 目で追えば 
色鮮やかに 秋桜ゆれる。

sakura1205
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長月

9月1日午前5時起床。
蝉の声は聞こえず小鳥達のさえずりが聞こえた。

九月に入った途端に曇りや雨で涼しい。
そして再び雨の日が続く予報の九月の始まり。

朝の散歩に行けば稲穂が頭を垂れ、
朝風にざらざら重そうに揺れていた。

小川はさらさらと流れ心地よい朝の散歩をして帰宅する。
朝食の支度を済ませテレビでニュースを聞く。

そして家族が起床する前に池の魚の様子を見たり、
お花やトマト等に水をかけ柿の実を数えた。

真っ青な柿も少し色が変わり黄ばみを帯びてきた。
今年も実った数が少なくがっかりする。

市内路線バスが通ると、熱海の循環バスも再開して良かったと思う。
坂道が多い熱海をバスで利用できれば便利になる。

熱海は23℃と急に気温が下がり、
近隣町も気温が28℃位になり涼しい。

今日も雨や竜巻注意報等と不安定な秋雨が続く。
今年はお盆に来客もなく静かな生活になる。

買物に行けばコロナ禍でプロテインが売れているらしい。
私も昔プロテインを飲んだが太るので中止した。

今年は階段の上がり降りやストレッチをして腹六分にし、
間食せずに10キロ痩せた。

どんなに味のない物を食べても美味しい。
やっぱり食欲の秋なのだろうか。
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