2021 03/06 20:33
Category : 3月6日
東京の懐かしい友人と電話で話をした途端、皆に会いたくなる。
桜が咲く頃になったら、例年なら会えたのにねと残念に思う。
そんな気持が嬉しかった。私が上京するのは無理なので、
時々電話をくださる約束をして電話を切る。
懐かしい言葉を聞けば、賑やかだった下町の人達の顔が浮かぶ。
今すぐ飛んで行きたい気持に駆られた。
近所の人達が皆、仲良く人懐こく、人情深かった。あれから、
町は、高層ビルとなり、様変わりをしてしまったのは世の常。
賑やかな事が好きな私には、地方の田舎暮らしは、寂しすぎる。
後悔しても、もう後戻りは出来ない。
自分で選んだ人だから、主人を信じて付いて行こうと思う。その反面春から秋迄は一人で沖縄で頑張りたい。
そんな時、
「あっ、今日は、我々の結婚記念日だな!」彼が私に話しかけた。
亡き奥様との結婚記念日を、私に対して話されても知る訳がない。
「いい加減にして!」私は、自分の存在感の無さが情けなかった。
私は、結婚記念日等、一度も言われた事も祝福された覚えもない。
彼が何故、あんな事を言ったのか、問い正すと答えがかえってきたが
理解に苦しむ。
でも亡き人を思い出し供養して貰いたい、
きっと仏様も喜ぶでしょう。
3月1日から22日迄「39回ツツジ祭り」が開催され懐かしい。
今の沖縄は何処へ行っても美しいツツジの花が目に付く。