2020年12月の記事


冬至


「冬至を境に運も上昇する」といわれるほど冬至は大切
な日らしい。
最大限に運を上向きにさせる冬至の厄除け食材
「小豆かぼちゃ」 と「柚子湯」は、
昔、祖母から聞かされこの時期になると思い出す。

冬至は日の出が遅く、日暮れも早い時間となるので、いちだんと夜が長く寒く感じる。

沖縄は7時過ぎに少し明るくなる。
暦の速さに追いついて.行けぬ程季節の移ろいは速い。

四季のその時その時を大切に生活したいと思う。
静岡から蜜柑が届けば年の暮れのお歳暮と分かる。

お正月商品が並べば、お正月はどうしよう。
何を作れば等と迷うばかり。

内地の人がお餅を食べるように、
沖縄の人はジューシーご飯をたべる。

家族でオードブルを囲んでお正月を過ごすらしい。
昆布煮、蒟蒻、厚揚げ等も作ると聞いた。

今日は雨降る急な坂道を歩いて飲み物やお餅を買い、
冬至用の小豆、南瓜、柚子も買い求め帰宅する。

二週間以上続く雨時々曇りの暗い空を見る度、
梅雨が再び戻ったようで、何となくやる気もでない。

明後日は曇り時々晴れの予報、冬支度、
お正月の準備も着々と考えなければと思いつつ、
年賀状も作らず文字の練習を始めた。

雨しとど 大きな柚子が 匂ふ里 sakura1205
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初冬の雨
南の島にしとしと小雨が降り続く。
鉛色の空を見ながら急な坂道を下りる。

一週間も雨が降ったりやんだりして鬱陶しい。
今日の午後、思いも寄らぬ事が起きた。

東方面から雲白く、空が青く太陽が顔を出す。
友達に車で海を回って貰う。

海において選りすぐられた波は、
波消しブロックで砕ける時も光を抱いたままだが、

空色の肌が白く弾けるのは、
広いうねりのいとなみが

ひたむきな交わり合いだったから?
岸辺で佇む人は、
しぶきを浴びなくても濡れてしまう。

「もう帰ろうね。」二人で見つめた海はたった30分。
師走は何かと忙しい。

「貴女がいるから今は凄く楽しい!」
すると彼女は優しく微笑んでいた。

今夜も南の島の空は黙々と黒い雲が流れ、
明日も初冬の雨がふる予感がする。
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