2018 04/08 22:01
Category : 4月8日
二十四節気の清明に入り、沖縄はこの日を大切にしている。
私は、清明祭(シーミー)という風習があることを覚えた。
祖先のお墓にお参りして掃除をし、
親類一同が墓前でお餅、豚肉、お重に入れた料理、お菓子、
果実等の食事をするらしい。
東の空が茜色に染まる午前6時起床し、
食欲の落ちている主人の朝食と同じ物を食し、
洗濯機が回っている間、台所の片づけを済ませる。
お掃除が終われば昼食の買物に行き、
汗を流して昼食作りが済めば一休みさせて貰う。
昨日は冷たい風がひゅうひゅう強く吹き、
19℃とは思えない程、肌寒さを感じた。
親しくして頂いている叔母さんが豪華な花束を抱え、
「明日、シーミー祭に行ってきますね。」
「あの方が一人だから悪いけど少し手伝って!」
頼まれゝば知らん顔もできず、
着物の着付け位少しは出来ると思う。
お返事をして住まいに帰宅した。
久しぶりに冷たい風に背中を押され、
お花も今頃は桜吹雪が綺麗でしょう。
そろそろ少しずつ部屋の片づけ、
整理を始めなければ、
あれこれしてる間に帰郷する日が近づいてしまう。
故郷へ帰れば埃だらけで1日目は寝る暇もない。
沖縄と静岡の海辺では空気が全く違う。
ご近所の人達にご挨拶回りをするのは翌日になりそう。
静寂な我が家に着けば海の波音がいつも私を迎えてくれる。
ツツジ咲く 青葉の山に 夕雨が 荒しく振れば 心悲しも
Sakura1205