2017 12/23 18:52
Category : 12月23日
荷物を両手に持って坂の上を見れば、
上り坂が無ければいいのにと溜息が出る。
何故、どこへ行っても坂道が有るのでしょう。
沖縄の人は水道水を使っているのに、
どうしても水道水が飲めなくて、
大型店から5リットル百円で買って来る。
近所の叔母さん曰く、軟水に変わったのよ!
それでも内地の水と味が違う。
沖縄が温暖とは言え、水道水が冷たく手が強張る。
洗面所等もお湯が出るのに台所だけは出ない。
給湯器等は何度か伴侶に依頼しても無理な話だった。
彼は終の棲家と思っていないからお金はかけない。
久しぶりに安里川の畔を歩けば、数年前に住んだ
懐かしさに思わずマンション八階に目をやる。
川の流れはあわあわと流れススキが伸びて、
もう師走なのに晩秋の寂しさを思わせる。
あれこれ焦っても焦るほど物事が進まず、
川の水音を聞いてのんびりして来た。
住まいに戻ればハイビスカスの花びらが
ふわふわ風に揺れ、とても美しい。
濃ピンクのハイビスカスは艶やかで
女性っぽくて一番好きな色である。
この花の命は短く一日で散ってしまい、
花托からどんどん蕾が出て何度も咲く。
人も再び咲くことが出来たらと、
出来ないことを思う私である。
冷えし身を 湯舟に浸かり 歌唄う 何事もない この幸せよ
Sakura1205