2017 11/25 22:49
Category : 11月25日
10日前から雨や曇り空が続いていた。
午前中は晴れると思い喜んでいた。
午後、北の空が晴れていた頃、
住まいの天気は暗い灰色の風が吹いていた。
やがて辺りがぱっと明るくなり青空がやってきた。
洗濯物を再びベランダに干す。
すると青い空、白い雲がどんどん南に流れ、
ざざーっと横殴りの雨が降り出す。
そして午後17時、大きな白い雲がぽっかり浮かび
天候が落ち着いてきた夕暮れだった。
戦闘機が轟音を立てゝ北へ飛んでいく。
基地のある名護市は毎日恐い思いをしている。
戦争は知らないけれど戦争だけは辞めて欲しい。
ベランダのハイビスカスも嬉しそうに風に踊っている。
濃ピンクのハイビスカスを見る度ホッとして、
この平和が続きますようにと祈る。
そろそろ柑橘系の果実が実る頃、蜜柑や柚子、
金柑等が懐かしく思い出される。
主人は那覇マラソンに向けて毎日走り、
午後は子供達の教育に熱心に講師をバイトしている。
他の先生の都合でバイトに行く日が減ったりしても、
「俺はお金の為にやっているんじゃない!」
子供達に教える事が好きなんだと言う。
私は内心、本当かなぁと思いながらも言葉を信用する。
今日は浦添市の近く迄用事を兼ねて外出をした。
冬は比較的暖かな沖縄で過ごせて幸せを感じる。
しかし夏の夜は30度が続く暑さに眠れず、
風もなくクーラーだけが頼りと友は嘆く。
カンカン照りの太陽が人の肌と海を照らす。
人の肌は黒く焼け、海水温は上がる。
温められた海は熱を逃さず、
冬でも少し熱を持っている。
耐えがたい暑さ、耐えがたい寒さに、
身体が辛いのだから愚痴が出ても仕方がない。