七草粥
冬になると雨や曇りの日が多くなり、
今日も雨かと午前6時起床、すると晴れそうな空。

午前6時半過ぎに辺りがしらじらと明るくなり、
久しぶりに太陽が顔を出した。

七草粥を炊き朝食とし、洗濯機が回っている間、
軽いストレッチを10分位して身体をほぐす。

薄日が差す程度の青空でも心地いい。
もう少し経てば沖縄本島北部では緋寒桜が咲く。

冬の真っ只中に咲く緋寒桜を何回みたでしょう。
ソメイヨシノは5年も見ていない。内地の桜が見たい。

町内の役員が回ってくる年は沖縄には来ない為、
数年後にソメイヨシノ、まだ遠い先のことになる。

腰痛の痛みも両親にお願いをしたら不思議なことに
大晦日の夜から楽になり、それ以来お薬は飲んでいない。

亡き両親を忘れ、知らんふりしている時に限って
夢の中に両親が顔をだすので毎日1回は手を合わす。

何の宗教も入信していない。
只、両親を供養してお願いするだけで願いが叶う。

1月は父が産まれて父が亡くなった月、
物静かで優しい父が好きで想い出も母より多い。

昔の事ゆえお仕事も元日以外は休まず働き、
事業に失敗し苦労ばかりの人生だった。

健康な父が風邪をひいて寝ていた姿を見たことがない。
働けど働けど貧乏しても父には健康という宝があった。

父が44才の時産まれた私からみれば、
授業参観に来た時は友達の両親が若くて羨ましかった。

でも70代になっても会社勤務を続けた父を
誇りに思っていた。それでも長生きをしてくれた。

そんな事をふと思いながら沖縄の夜空を眺め、
12人兄弟で育った時の父は幸せだったのかと
私の知らない遠い遠い昔を想像する。