2015 09/16 20:03
Category : 日記
夜、眠る前に歩く機械を踏んで自分の部屋に行くと
大体23時頃になってしまう。
日増しに朝の空気が涼しくなり
午前5時起床が6時起床と寝坊になってきた。
玄関先に出て辺りの山々や富士山を見ながら
軽い体操をしてから朝食の支度をした。
山々の麓から稲刈りをした後の青臭い匂いが漂い、
この匂いは秋という感じがして嬉しくなってしまう。
涼しくて爽やかな風が頬を撫で、青葉がざわざわ揺れる下から
樹木を見れば蝉の抜け殻が残っている。
畦道にも蝉の死骸が幾つも残っていたが、
哀れに思いながら拾ってあげる事も出来なかった。
人間だっていつかは蝉のような姿になっていく、
生きるものの命の儚さを思う。
土に埋めてあげる事も出来ずにごめんね!
心のなかで蝉に呟き、私はそっと砂を掛けた。
やがて晴れの日は続かず午後からぽつぽつ雨が降り出し、
小鳥達は慌てて何処かへ飛んでいく。
外出する時の風は10月中旬並みの海風が吹き荒れ、
昨日迄の蒸し暑さはどうしたのだろうか。
回りの景色は暗く何も見えず雨脚が徐々に強く降り出す。
数日前に帰宅した主人をずっと無視していた。
しかし、10月上旬に大切な用事で東京、横浜に行くかも知れない。
大切な話を聞かない訳にもいかず、うなずきながら聞いている。
今日は、公民館で婦人会の食事会が有ったけれど、
前もって不参加としていた私は出席しなかった。
これから明日も増々雨が降り続けるとの予報、
明日は半日くらい外出しなければならない。
黄金の穂 落ちてこぼれて 秋を知る。 sakura