2014年09月の記事


晴れて嬉しい



今朝、雨の音で目覚めたのは5時を少し過ぎた頃。
もう少し眠ろうと6時起床。

窓を開ければすうすう涼しい風が入り、
午前9時には雨もやみ太陽の眩しい日中になる。

温帯低気圧に変わった台風がくる前から
曇り時々雨のうっとうしい天気に心も沈みがちだった。

昨夜から朝迄はかなり雨がふったと思う。
庭の樹木の葉が瑞々しく水晶玉のような水滴がぽつぽつ落ちた。

雨上がりっていいなと深呼吸をして、
思いっきり両手を上げれば真っ青な空に心地よい風が吹いていた。

9月は、野山が黄色に色づき水田に行けば稲穂が黄色一色に染まり、
重たそうに頭を垂れて稲刈りも始まると思う。

庭の小さな柿の木のたわわに実った柿を毎日10個位もぎ取り、
友人にあげたり私も2個位は食している。

毎日、釣りに行っている主人は鯖や鰯などを釣って来ては
三枚に下ろしお刺身にし、夕食時に食している。

釣ったお魚は写真を撮り,名の分からないお魚は図鑑で調べ、
お魚の名も相当覚えたみたい。

沖縄の好きな彼はどんどん飛行機の予約をして
沖縄に行く話をしている。

静岡と沖縄の二重生活にちょっと疲れてしまい、
苦手な飛行機を思い出せばなおさら疲れも増す。

電話がかかってきて沖縄に居た時の電話番号を聞かれ、
静岡に来てからの電話番号も覚えたばかりで、

引っ越せばまた新しい電話番号を覚えなければならない。
自宅の電話に掛けた事がないので問われても直ぐに答えられない。

今の時節は菊の花、コスモス、りんどう、曼珠沙華、万葉集で最も
よく詠まれる萩の花などお花も綺麗。
食物も美味しい物がいっぱいある。

菊の花 香り漂ふ 部屋の隅 sakura
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お彼岸
午前5時起床すれば辺りがしらじらと夜が明ける頃、
東の空が少し明るく我が家の周りは電灯が灯っている。

台風16号が東シナ海にあり向きを変えて日本列島に進むが、
25日頃は温帯低気圧に変わるらしい。

それまでの間、大雨等の被害がないようにと、
この前のように富士山にお願いする。

夏バテが残っているから身体が怠くやる気が出ない。
自転車に乗った位では運動不足の身体は元に戻らない。

私の恐れていた事が本当になってしまい、
右足をかばい引きずって歩いていたのが原因で左のみ腰痛になる。

こうなる事は分かっていたのに腰痛になってしまい、
理学療法士さんに教えて頂いた通りに腰痛体操を始めた。

そして歩く機械を少しずつ踏み、体力作りをしている。
就寝前には湿布を貼らなければ痛みで眠れずにいた。

一週間前に比べれば腰痛は楽になり、
やっぱり普段も体力をつける為の努力をしなければと悟った。

二重のカーテンで窓が開いているのも確かめずに眠り、
冷える朝だと思いながら起床し窓を開ける時に気づき驚く。

掛け布団も薄い夏布団で起床時には足の冷たさで目覚める。
晴れた日に毎日のように干した羽毛布団に変えれば暖かい。

お彼岸と言う事もあり、お墓のお掃除をして来たが
お盆から既に40日が経ってしまい月日は駆け足で過ぎていく。

横着をして来なかった事をご先祖様に詫びた。
行けなかった事を弁解など一切しない。

夜空に星がきらきら輝き、虫の音が聞こえる静かな夜、
台風が東シナ海にきているなんて嘘のように信じられない。

明日の秋分の日は快晴で行楽日和になるらしい。
その夜から急に天候が悪化するとは。

あっいけない、嫌な事は考えないようにしよう。
その日その日を自分なりに楽しく生きられたらいい。
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秋色に




日増しに夜が長くなり午前5時半に起床しても、
東の空が綺麗な茜色に染まり太陽が出る頃。

丁度しのぎやすい風が吹き、寝坊していたいほど寝心地が良い。
赤い曼珠沙華や黄ばみを帯びた柿の実をみれば秋らしい。

今年の夏は雨が少なく紫陽花はピンクやブルーに色が変化せず、
白いまま枯れてしまった。

6月に雨量が少なかったり、気温が高めで日照り続きの為、
どこの紫陽花も色あせたまま真夏になってしまった。

うろこ雲がいっぱい浮かぶ秋空をみながら
電動自転車に再挑戦してみた。

昨日、電動自転車に乗って買物に行ったが1か所だけ立ち寄り、
2か所目のお店に行く頃は下を向けば眩暈がして中止した。

2週間近くも「室内だけを歩いて下さい。」看護師さんに忠告され、
室内と店内を歩く程度にしていた為か体力が落ちてしまった。

早く元の身体に戻さなければと今日も電動自転車に乗ったが、
夕暮れの風は爽やかでスピードを出して乗れば心地よかった。
普通に買物をして疲れもなく帰宅し夕食の支度にかかる。

夜長になり午後5時半で辺りが薄暗くなって
随分、日が短くなったことに驚く。

昨日、親友に頂いた栗を使い栗ごはんを炊き秋刀魚を焼けば
まさに秋の食事という感じがした。

食後のデザートに頂き物の稲城の梨とを葡萄を少し添えた。
9月は台風の発生率が高く、熱帯の海上に空気の渦ができることから始まる。

熱帯の海の上では季節を問わず、台風は1年中発生しているという。
気温が高くなると台風が発生する緯度も高くなり、
北上して日本に近づく台風が多くなるらしい。

地震や土砂災害が多かったから、せめて台風はこないで欲しい。
稲穂も頭を垂れて稲刈りも近い。

黄金の穂 落ちてこぼれて 秋を知り sakura
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コスモス揺れて
二十四節気の一つ白露、2014年は9月8日頃。
この日から中秋になる。草の葉に白い露が結ぶと言う意味。

夜の間に大気は冷え込み、草花に朝露が宿ることから名づけられた。
8日は中秋の名月、澄んだ夜空にくっきりと月が浮かび、

多くの人がお月見を楽しんだらしい。
生憎、私は台風が海を通過した為に1日中雨が降っていた。

直接、影響がないとしても雨が止むことはなかった。
丁度台風が海沿いを通過する日に十五夜なんて運が悪い。

十五夜の夜、帰宅した主人は机に座って書類の整理をし、
私に話しかけても無視して彼の顔を見たくはなかった。

そうは言っても用事が有れば短い会話位しなければならない。
帰宅日は小さくなっていた彼も気短で翌日から威張り始めた。

昨日は近隣市のアパートのレンガの並び替えをしながら、
間から伸びている草取りに行って来た。

主人の仕事の方が慣れている為か早い。
それに比べれば私の仕事等比較にならない程捗らない。

昨夜は疲れがどっと出て畳の上に眠ってしまい
急いで夕食の支度にかかった。

今日は整形外科に行き、
指の爪の周りを綺麗に削って頂きだいぶ爪の汚れが落ちた。

術後17日目で入浴ができると聞き本当に嬉しかった。
一週間後に通院すればこの件は終了かと思う。

整形の帰りに川沿いの彼岸花、行く先々にコスモスが咲き乱れ、
秋らしくなってきた。

コスモスは薄桃色が何となく秋の日に似合う感じがして好き。
オレンジ色のコスモスは少し色濃い為か余り好まない。

姉のようなお友達に玉露の里に連れて行って貰った時、
道路の両側にコスモスが秋風に揺れていた事を思い出す。

寂しがり屋の私をいつも叱ってくれたお友達に会いたいと、
コスモスを見る度に辛い日々が脳裏に浮かぶ。
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十五夜


この頃、川沿いの雑草を車窓からみれば秋がありありと見える。
彼岸花の赤い花が咲く前の姿を見たりコスモスも咲いている。

雷が鳴ったり晴れたり不安定なお天気が続く。
8日位前、主人が川に網をかけて置けば再び鰻の稚魚が釣れた。

池に入れても餌は何もあげて居ない。
それでも池の中で生存しているのだから何を食べているのか、
不思議に思っている。

お魚用の餌を滅多にあげない為、餌を投げれば金魚達が飛んでくる。
やっぱりホテイ葵や浮き草より餌が一番美味しいと、
お魚なりに分かっているのだと思う。

金柑の白い花がぼろぼろ散って中秋には真っ青な実をつけて、
晩秋には黄色い金柑がたわゝに実る。

稲穂がこれから大きくなるのに稲刈りをしていた人が居た。
他の稲穂はもっと実るまで育てゝいるのに何故でしょう。

今日は、凄く元気の良いお友達に偶然出会い、
お話する声も大きくなりパワーを貰った感じがした。

二人で昼食をしている間も笑いが止まらず、
家の門前まで送ってくれ、立ち話を白鷺が聞いていた。

昨日は台風の卵の卵から吹き出す湿った空気が入り、
真夏並みの暑さだった。

もう30℃を超える真夏並みの暑さはこないと思う。
婦人会のお友達や近所の奥様が家に車がないので主人不在を知られ、

「貴女はお人よし過ぎる、聞き分けが良すぎる。」等と言われ、
「とんでもない。」首を横に振る。

「8日に抜糸をするよ、」と若い医師は私にひとこと言った。
抜糸が出血もなくうまく終われば翌日から入浴できる。

明日は十五夜(中秋の名月)ぜひ月をみたいけれど台風が沿岸を通るらしい。
残念ながら名月は見られないかも知れない。

夜の庭に黄色い菊の花が灯りを点すように光っている。
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夜長月



今朝5時半に起床した時、東の空が茜色に染まる光景を見て、
夜が長くなったと思いながら台所に立っていた。

窓を開ければすーっと冷やかな風が吹き、
樹木の葉がかさかさ揺れる朝だった。

あれから9日が経過したのに抜糸は来週と聞き、
がっかりして買物を済ませて帰宅した。

亭主元気で留守がいいと良く聞く言葉どうり、
主人は再び無断旅行に行き既に3日になる。

一週間分位の旅行鞄、髭剃り、ビデオカメラ、デジカメ、携帯等がない。
私の目を避けて出かける元気が有るなら大丈夫でしょう。

こんな主人を憎い等と思う気持ちにもなれず、
今迄、頑張ったのだから楽しい旅行をして来て欲しい。

私は、一人暮らしを有効に使い楽しく生活するから平気よ。
もう3日目となれば一人暮らしに慣れてしまった。

主人への愛は無くても心のどこかで一家の主として尊敬をし、
大病をせずに長生きをして貰いたいと時々思う。

昔の彼なら愛があったから妬いて喧嘩をしたけれど、
今は妬く気持ちなんて全くない。

やっぱり私は悪妻なんだわ。
長年の彼の言動に影響され私も変わってしまった。

夜になっても蝉達は全く鳴き声も聞こえず、
気が付けば裏庭の樹木から虫の音が聞こえ始めた。

日中は久しぶりに晴れて夏の名残が有っても、
朝晩は秋なんだわ。

もう少し経てば虫の音の合唱が聞こえるほど賑やかに鳴く。
そういえば昨日より今日の方が虫の音が途切れる事がない。

雑木林を通るとコオロギか、松虫か涼しそうな声で鳴き、
今秋はススキが早く出ているらしい。

雑木林の入り口で様々な写真を撮って帰る頃は、
辺りが曇り空と化し天候が崩れる予感がしていた。
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