夏至


今日は1年中で一番昼が長い夏至、二十四節気の第10。
この日を過ぎると本格的な夏が始まる。

季節が存在するのは、地球の自転軸が軌道公転面に対して
傾いているからとの事。そして太陽の高度が最も高くなる日。

梅雨に入っても雨がふらず渇水に困っていた所、
活発な梅雨前線によって大雨がふり、

台風4号は沖縄の西の海上を北上し、
午前9時に九州の西の海上で温帯低気圧に変わった。

梅雨前線の活動が活発な昨日は雨の一日となり、
動きやすいカフェエプロンを作っていた。

今日は、そのカフェエプロンで家事をしていた。
出来合いの物より愛着があり身体が引き締まる感じが嬉しい。

一昨日の夜、主人が堂々とした態度で「只今!」旅から帰宅し、
カラスの行水をして直ぐに鼾をかいて眠っていた。

その翌日から狡い主人と会話をするのも嫌だったから、
1日の殆どを二階で過ごし、
食事の時に顔を合わせれば惣菜の事等で私を叱っている。

「また俺を追い出すのか!」彼が必ず決まって言う言葉。
私は、彼が何をしても「出て行け。」等と言った事は一度もない。

恨んでも喧嘩をしても何もいいことはない。
病気の人を相手にせず物騒だから用心棒が居ると思えばいい。

雨はざあざあ大地を濡らし柿の葉からぽろぽろ雫が落ち、
乾いた樹木は水分をいっぱい含んで風と踊っている。

雨が続くと明日は晴れたらいいのにと我儘な気持ちになり、
川の水もざぶざぶと豪快な音をたて海へ流れていく。

暖かさに慣れている私には春を思わせる肌寒さを感じ、
半袖から長袖へ、レギンスの上にカフェエプロンを巻いている。