寒の入り

1月5日に「小寒」に入り、いよいよ厳しい寒さが本格化し、
寒明けになる立春頃迄にその冬の最低気温が出る事が多い。

小寒は二十四節気の一つで、いわゆる「寒の入り」の事で小寒後15日で
大寒に入り大寒後15日で寒が明ける。

9日北海道の宗谷地方の歌登で氷点下31度まで下がり、
全国の今冬最低気温を更新したとの事。

今頃、我が家では金柑の実がたわわに実り
小鳥達が突いて手作り池迄ぽろぽろ落ちているだろうか。

隣の奥様に「家の金柑で宜しかったら食してくださいね。」
我が家を出発する前日に話してあるが食べて頂けたかしら。

主人が亡き奥様の恩師に出した年賀状の返事を彼が私に伝えた。
「家の××の恩師に年賀状を出したら高齢の為これで終わりにしたい。」との事。

「何故、亡き奥様の変わりに年賀状を出し続けるの?」
「余りにも××の高校の成績が優秀だったから。」私は絶句した。

昔、進学校で優秀な成績だったとしても、亡き妻の変わりに
二十年近くも年賀状を出していた主人の行動には驚くばかり。

死に別れの人と一緒に等なるものではないと聞いた通り、
嫁いで楽しい思い出は少なく辛い事の方が多かったと思う。

でも耐えれば良い事があると信じて十数年が経った今、
彼は傷つける言葉を使用した後は反省の態度がみられる。

年齢の割には好奇心旺盛でスケジュールがいっぱい。
今朝もゲートボール、午後はグランドゴルフ、今夜は髪を洗いダンスに出かけた。

将棋、ペン習字や歌も習い始め、趣味が多彩で私より気が若い。
誉めておだてゝいれば機嫌が良い点は単純だと何時も思う。

どんな病気になってもストレスを溜めない性格が得をしている。
今日の沖縄は17度で9日位曇りや雨が続いている。

明日は久しぶりに貴重な晴れ時々曇りの予報。
青い空と白い雲が見たいなあ。

沖縄はハイビスカスの花が一年中咲いて私の心を和ませてくれる。