雨水になり
2月19日が二十四節季のひとつ雨水と暦に記載してある。
冬の短い沖縄も、何となく春めいて曇り空でも心地よい風が吹いていた。

雨水は、「気雪散じて水となるなり」と言われるように、
雪が雨に変わり、氷が解けて水になるという意味らしい。

静岡では、寒さに耐えた草木が芽を出す頃、
川沿いでは菜の花が咲き、ふきのとうやタンポポが芽を出す。

水も温み春の気配が動きだし、植物の発芽を促す頃で、
寒さ暖かさが繰り返してやってくる。

2月から3月の半ばに、その年に初めて吹く南寄りの強い風、
春一番が吹けば冬から春に季節が移ったと思える。
しかし、それはまだ吹きそうもない。

河津桜も5部咲きくらいになったかしら。
そんな事を想い、モノレールの窓際に座って移りゆく景色を見ていた。

どこの町にもハイビスカスが奇麗に咲いていた。
赤だけではなく黄色いハイビスカスも中々奇麗。

北中城(きたなかぐすく)では、
1月から2月前半に向日葵が4万本も咲いた事を知った。
壮観な感じでも冬に向日葵が咲くとは沖縄ならではの事。

どんなに奇麗な花でも春夏秋冬に咲く、
春には春の夏には夏に咲く季節を教えてくれる花が好きだわ。