何もない冬至
今月9日に急に歩行困難になった。
其の2日後の7日に主人が重い口を開けてタクシーで連れて行ってくれ、

タクシーに乗るまでのっぽの彼の手につかまり、
整形外科に行くと院内を車椅子に乗せて歩いてくれた。

その時は楽で威張っている様で申し訳ない感じがした。
何より、恥ずかしい気持でいっぱいだった。

そして3日前はお薬を変えられ、3日前の症状より2~3割楽になる。
その旨を医師に伝えるとお薬を変え、薬物療法で治療しますとのこと。

「短期間で少しずつ楽になるならお薬で治します。」ほっとする。
でも安心はしていない。

今日は、部屋でお掃除、簡単料理、洗濯を終ったものの、
買物に行けないので細かい主人が買物に行き、コロッケ1個だけの
夕食だった。

10日以上も部屋に閉じこもっている私はストレスが溜まり、
「嫌だわ!これだけでは足りないわ!」子供のように泣いちゃった。
「有り難いと思え!」と彼が怒る。

早く外を歩きたい、早く外の空気を吸いたい、早く買物に行きたい。
冬至なのに柚子も、南瓜も大豆も買わないので冬至の実感はなかった。

主人が居れば会話もできるが、日中は一人でいるので孤独との戦い。
だから、室内を一緒懸命に歩く練習をしている。