2011 06/18 18:22
Category : 日記
晴れる予報は外れ、じめじめ長雨が降っている。
ふーっとため息をつく。
山々の上に白い水蒸気のような雲が帯状に広がり、
何も霞んで見えない。
水辺で遊ぶ真っ白な白鷺さえも、
小雨にけむる町は緑一色で小さくぼやけて見えた。
私は、あくびをかみ殺して海沿いを歩いた。
ざざーっと白波に出会えば眠気も覚めて
心が引き締まる。
この梅雨は何時迄続くのかしら。
心まで水浸しになってしまいそう。
大洪水が怒り、心が崩壊しない内に私は心に移る風景を追う。
戻って来るかも知れない晴れやかだった心。
しかし期待はよく外れるもの。
だから期待なんてしては駄目なんだわ。
それでも水浸しになった自分を励まし、
私はただひたすらに歩いて行く。
もう二度と戻らぬ人生を少しでも生き甲斐のある物にしたい。
何の代償も求めずに人を愛したい。
この梅雨が北上しても南下しても精いっぱい自分の力で歩く。
鉛色の空に、「よろしくね。」と言ったら
雲間から、「こちらこそ。」と笑顔が返ってきた。
ふーっとため息をつく。
山々の上に白い水蒸気のような雲が帯状に広がり、
何も霞んで見えない。
水辺で遊ぶ真っ白な白鷺さえも、
小雨にけむる町は緑一色で小さくぼやけて見えた。
私は、あくびをかみ殺して海沿いを歩いた。
ざざーっと白波に出会えば眠気も覚めて
心が引き締まる。
この梅雨は何時迄続くのかしら。
心まで水浸しになってしまいそう。
大洪水が怒り、心が崩壊しない内に私は心に移る風景を追う。
戻って来るかも知れない晴れやかだった心。
しかし期待はよく外れるもの。
だから期待なんてしては駄目なんだわ。
それでも水浸しになった自分を励まし、
私はただひたすらに歩いて行く。
もう二度と戻らぬ人生を少しでも生き甲斐のある物にしたい。
何の代償も求めずに人を愛したい。
この梅雨が北上しても南下しても精いっぱい自分の力で歩く。
鉛色の空に、「よろしくね。」と言ったら
雲間から、「こちらこそ。」と笑顔が返ってきた。