春一番
昨日、東京では春一番が吹いたとの事。
立春から春分迄の期間に、日本海に低気圧があり、
風速8メートル以上の南よりの風を春一番と言うらしい。

春一番が吹いた後は寒の戻りがある。
本格的な春がくる迄は、春三番、春四番が吹く頃。

南風が強く吹き、晴れて気温上昇すれば春一番の条件が伴う。
それと同時に花粉が大飛散する。

ゲートボールから帰った主人は、鼻水を流し涙ぐんだ眼をして
「駄目だ、内科で薬を貰って来る。」花粉症のお薬を飲んでいる。

私の出来る事なら外に出る用事をし、
彼は室内に居る時が多い。

青空に小鳥達の声が聞こえる庭に、たわわに実った金柑を摘み取り、
金柑を好んで食している彼に洗って渡せば美味しそうな顔をしていた。

早春の天気は晴れたり雨が降ったり、くるくる変わり、
ひと雨ごとに春の足音が聞こえる。

毎日見ている「さくらんぼ」の木の枝から桜花の蕾が膨らんだ
光景を見て嬉しくて、「蕾が見えたわ。」返事を貰わなくても、
一人で喜んでしまった。

今年は、市内、市外の温泉に一度も行かないため、
家のお風呂に色々な温浴剤を入れて温泉気分で入浴している。