束の間の雨 
昨夜は家族の体調が悪かった為、
早寝をし、ぐっすり眠って午前5時起床。

その頃、風に乗って船の汽笛の音が枕元まで聞こえていた。
暖かい曇り空の朝で身体も動きやすかった。

日差しが出たり曇ったりの昼下がりに、
「金柑」をもぎ取ったり金魚に餌をあげていた。

ぽつぽつ雨が降ってきたので、
あらっ雨だわ、急いで室内に入れば直ぐに止んでいた。

雨が降り始めた時、急に土の匂いがして、
一瞬の間の出来ごとに喜んでしまった。

さくらんぼの樹木の枝から新芽が芽吹いても、
枝から葉が中々でてこない。

例年なら二月中旬から20日頃には
青葉が出て桜の花がいっぱい咲いていた。

やっぱり草木には水分が欲しいと何時も思う。
纏まった雨が降らないなら
小雨でもいいと鉛色した空にお願いをする。

青々としたホテイ草も枯れてしまい、
四月頃になれば再び、根から奇麗なホテイ草が出てくる。