枯葉舞う ~ ①
雨上がりの昨日、6時半起床。
主人は既に起きていた。

物干し竿や樹木の枯葉に水滴がしがみつき、
奇麗だわ、目をやれば水滴も力尽きて地上に落ちてしまった。

午前7時、朝市に走って行き、
菊花やお野菜を少し買って来た。

その後、台所で片づけをしている間に彼が車で外出し、
夜になっても帰らない。

鞄が置いてあるので遅くても一泊で帰ると思う。
雪化粧した富士山の周りに白い帯状の雲がおおい、
山々周辺は何も見えなかった。

親友がお仕事の合間をみて気遣いしてくれ、感謝する。
彼女は、脂っこい物を食べて4キロ肥ったと反省をしていた。

銀杏の葉も、さくらんぼの葉も枯れ落ちて、冬って寂しい。
特に椿の花がどんどん散っていく光景は、余り好きではない。

枯れた葉が散るのは判るが、咲いていた椿の花が散るって儚すぎる。
咲いたばかりの花だもの、もう少し咲かせてあげたい。

暗い夜に、ぽたぽた散る白い椿、どんなに奇麗に咲いたって
散ってしまえば道行く人は誰も見向きもしない。