小雪。。。雨
「暦便覧」では「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」
今日は、僅かな雪が降り始める頃、小雪。

初候 虹蔵不見「虹かくれて見えず」 虹を見かけなくなる。
次候 朔風払葉 「北風 この葉をはらう」北風がこの葉を払い除ける。
末候 橘始黄 「たちばな はじめて きばむ」橘の葉が黄葉し始める。

西から近づく前線や低気圧の影響で、昨夜から雨が降っている。
今朝は、音もなく静かな雨が降って地面が濡れる程度だった。

昼下がりから雨も激しく降り、外出する足も止まってしまう。
親友いわく、「「いい夫婦の日なのにご主人は変人ね。」

主人の勝手な行動に親友は激怒し、妹の様に優しく話してくれた。
本人が考えを変えない限り、今の生活は修復できない。

23日ぶりの本降りの雨に草木が元気になった。
私には冷たい氷が降るような重苦しくて鬱陶しい雨に聞こえる。

彼が病気だと思うから憎んでも仕方がない。
私だって彼が誘っても良い顔をせず、疑ってばかり。

相手を信用しなければ、私だって信用されない。
「手綱を引いたり緩めたりしています。」と言った聡明な奥様の
言葉を思い出した。

今夜も雨は止む事はない。