2010 08/21 19:17
Category : 日記
お父さん、お母さん、お盆にお墓参りに行けなくてごめんなさい。
過去を悔んでも仕方ないけれど、もっと生きて貰いたかった。
年老いた親と一緒に過ごした年月も23年くらいで
縁が薄かったと思う。その後、私は別の町で暮らしていた。
お正月、お盆に賞与の中からお小遣いをあげれば、
父が「すまないね。」そして母が「ありがとう。」涙ぐんでいた。
生活費を何度か送った時も、「借用書を書く。」父が言った時、
「辞めて!返せないのに何故、嘘を言うの。お金なんて要らないから」
情けない親に私が怒れば、父も自分の情けなさに隠れて泣いて居た。
中学二年生頃から親にお小遣いを貰った事がなく、
バイトで自分の物を購入していたので勉強もしない女学生だった。
大晦日の夜までバイト先の店頭に立ち、「いらっしゃいませ。」
洋品店で他の高校から来た学生達と売上を上げる為に働いた。
雪の降る寒い夜に自宅に帰れば元日になっていた。
こんな生活が高校を卒業するまで続いて気が付けば
入社試験を受ける2月がやって来た。
勉強はしなくても運良く合格し、
大きな会社に入社する事が出来た。
社内で素敵な男性社員に声をかけられても、
笑顔で挨拶をして交際は断っていた。
交際をして結婚となれば、親の借金で結婚相手に迷惑がかかる。
そう思えば誰とも交際は出来なかった。
両親を憎んでいた昔、でも今は両親にもう一度会いたい。
会って優しい言葉をかけてあげたい。今なら優しくできる。
過去を悔んでも仕方ないけれど、もっと生きて貰いたかった。
年老いた親と一緒に過ごした年月も23年くらいで
縁が薄かったと思う。その後、私は別の町で暮らしていた。
お正月、お盆に賞与の中からお小遣いをあげれば、
父が「すまないね。」そして母が「ありがとう。」涙ぐんでいた。
生活費を何度か送った時も、「借用書を書く。」父が言った時、
「辞めて!返せないのに何故、嘘を言うの。お金なんて要らないから」
情けない親に私が怒れば、父も自分の情けなさに隠れて泣いて居た。
中学二年生頃から親にお小遣いを貰った事がなく、
バイトで自分の物を購入していたので勉強もしない女学生だった。
大晦日の夜までバイト先の店頭に立ち、「いらっしゃいませ。」
洋品店で他の高校から来た学生達と売上を上げる為に働いた。
雪の降る寒い夜に自宅に帰れば元日になっていた。
こんな生活が高校を卒業するまで続いて気が付けば
入社試験を受ける2月がやって来た。
勉強はしなくても運良く合格し、
大きな会社に入社する事が出来た。
社内で素敵な男性社員に声をかけられても、
笑顔で挨拶をして交際は断っていた。
交際をして結婚となれば、親の借金で結婚相手に迷惑がかかる。
そう思えば誰とも交際は出来なかった。
両親を憎んでいた昔、でも今は両親にもう一度会いたい。
会って優しい言葉をかけてあげたい。今なら優しくできる。