セミの声を聞く
今朝、小雨がぱらぱら降っていた5時半起床。
その後少し曇っていたものの、
陽光の眩しい晴れの日中になった。

今夏初めてセミの声を聞けば真夏がきた事を実感する。
セミの声は山々まで届くほど大きく目ざまし時計みたい。

久しぶりに富士山も美しい姿を見せたが、
山頂に少し雪が残っているか判らない位、富士の青さが眼にしみた。

その周りには真っ白い雲が浮かんで長閑な風景を眺めていた。
昼食を摂る為に帰るだけの主人が何処にいるのか
見当もつかない。

お掃除、食事の支度片づけ、洗濯、お布団干し、買物、そして
午後から玄関先の草取りをして血潮紅葉の下で10分位休憩をする。

真っ赤な血潮紅葉も青々とした葉に色変わりし、
木陰に座ると涼しい海風がかさかさ吹いて汗を流してくれる。

親友も今日から明日はお店がお休みなので手ぶらで顔を出すと、
「ラックスの石鹸や洗濯洗剤をお中元で頂いたから!」

私に手渡してくれたので遠慮なく頂戴して遠回りをして
川沿いを通って来た。

橋の上から下流の方向を見ては、今日は何のお魚がいるだろうか、
と思いつゝざぶざぶ流れる川面を見ていた。

10分経っても見つからないため水田が有る畦道を歩いて来れば、
白い雲が追いかけるように黙々と頭上を通り抜ける。

夕方になると富士は薄青くなり真っ青な空に隠れてしまいそう。
夏の雲は消え去り奇麗な青空が広がっている。