春の日 
朝の冷え込みもない今朝6時起床。
主人は、毎日午前6時からゲートボールのビデオを見ている。

運動を始めてから益々痩せた主人を何とか少しでも
体重を増やす献立を作らなければと考えている。

私の友人も、「お宅の××さん、老けたわね。」と言われる程、
げっそり痩せたのが原因で老けたのだと思う。

私より10才も年上の友人に言われると、やっぱり気になる。
まめで何時も大工仕事や動き回っている事もあるが、
糖尿が進行したのではと不安が脳裏を過ぎる。

私の亡き母も糖尿の末期は身体が骨ばかりで痩せ過ぎていた。
好きな事をしてもいいから元気でいて欲しい。

彼には長生きして貰いたいし、
彼の行動を束縛したくはない。

今は家庭的な主人でも、何時か必ず裏切る時がくる事が予測できる。
彼が、今何を考えているか、予定しているか判っているから。

限られた人生を好きなように歩いて欲しい。
どんな変人でも気配りすれば必ず優しさが返ってくる事を悟った。

今日も私の疲れた顔を見て、まめな彼が買物に行き、
お料理を作ってくれたがお世辞にも美味しいとはいえない。

食欲もなくなる程まずい食事でも、
作ってくれた彼に、「美味しいね。」苦笑いしながら食べた。