寂しい雨音
夜の雨は、時折り激しく降ったり静かに降ったりする。
早寝をすれば健康の為にはいいのに、寂しいから夜更かしをしてしまう。

午前0時前に眠る事は滅多にないほど宵っ張りをしている。
家庭内では、主人にどんなに優しい言葉をかけられても、
それは本当の優しさではない。

主人は、仲良く暮すための協力、
家庭を守る為に明るい会話を話しかけてくる。

私が笑顔を絶やさないように心がけているので、
主人も楽しそうに一人でお喋りをしている。

しかし、彼が外の人と別れないため、私が静かな口調で「何でも知っているわ。」
今の生活を彼に話しても黙って聞いていた。

彼は、「歯を白くしたい。」と歯科に行く前、外出前には外の人から何度も
ヒツウチがかかってくる為、その旨を話すと激怒し、

「受話器は取り外す!」と言って歯科に出かけた。
平静を装っていればいいのに、逢う前に数え切れない程ヒツウチを
かけて嫌がらせをする彼女に腹がたち口に出してしまった。

PCがなければ困る主人は、電話会社に通話を止める交渉をし、
受話器を使えなくしてしまった。お話中となっている。