カモメのように 
昨夜から降り出した雨は、今朝までぽつぽつ降っていた。
どっと疲れが出たのか、朝寝坊して7時半起床。

小雨が降る程度の今朝、傘を差さずに
山のように溜まったか可燃物をゴミ置き場まで2回往復する。

家事を済ませて、体力の無い次女に美味しい物を作って食して貰う為、
買物に2時間くらい外出した。

午後からは、知人に仕事を依頼されたが右手が無理できずに断る。、
夕方我家に帰った頃は、雨も止み灰色の空と化した。

砂山に、誰も植えたはずない朝顔が紫、濃ピンクと咲いたり、
様々なお花が咲き乱れ、心が癒される。

海が近いのでカモメを見ない日は珍しいくらい飛んでいる。
今日もカモメが自慢そうに羽を広げてゆうゆうと飛んでいる。

私の眼の上を飛んでいくカモメを追いかけながら、
私は、どんどん空の方へ上がっていく気がした。

カモメよ、私も遠い町に連れて行って!
するとカモメは、知らん顔して消えてしまった。

カモメのように羽があったら、故郷に飛んで行きたい。
我家の前を流れる川も、色でいうと紫色の川に見える。

それは、複雑な人の流れ、時の流れだと思う。
純な川なら透明に澄んで美しいはず、海へすいすい流れていくはず。

私も複雑な人の川に混ざり、既に海に流れてしまったのだろうか。