2009 02/27 06:47
Category : 日記
船の汽笛の音が、風に乗ってボーッといく度もいく度も聞える。
何時もよりも寂しく、それは私の胸に突き刺さるように聞えた。
一番身近に居る、大切な人に裏切られた悔しさは
本人でなければ判らない。
幾つになっても眼が覚めない薄情なあの人への悔しさは憎しみと
化していった。
こんな事は最初から判っているのに、あの人を信じては裏切られ、
再び偽りの優しさに騙され、信じてしまう私は何て愚かな
人間でしょう。生活のうえで身近な人を信じなければ暮せない。
だからこそ、私は、少しでも笑顔で接し何をしても静観していた。
慣れている筈なのに、悔しくて堪らない。愛してもいないのに
あの人の裏切りは許せなくて、一晩中起きて手仕事をしていた。
時間が経つにつれ、憎しみは消え去り、
勝手な人間はどうでもいいと思うようになる。
あの人の魅力等、何処にもない。病気の合併症が出るまで
家族の大切さ等判らないと思う。
雨が降り出した表通りまで可燃ゴミを出し、走って家に戻る。
さくらんぼの花を居間から見て、雨に負けずに散らないでねと!
か弱そうな小さな桜の花びらにささやいた。窓を開ければ
香水よりも香りが薄い、コロンのような花びらの香りが風にのり
漂ってくる。小鳥達に食べられないように明日は脚立に昇り
網をかけようと思う。草花は、決して裏切りはしない。
何時もよりも寂しく、それは私の胸に突き刺さるように聞えた。
一番身近に居る、大切な人に裏切られた悔しさは
本人でなければ判らない。
幾つになっても眼が覚めない薄情なあの人への悔しさは憎しみと
化していった。
こんな事は最初から判っているのに、あの人を信じては裏切られ、
再び偽りの優しさに騙され、信じてしまう私は何て愚かな
人間でしょう。生活のうえで身近な人を信じなければ暮せない。
だからこそ、私は、少しでも笑顔で接し何をしても静観していた。
慣れている筈なのに、悔しくて堪らない。愛してもいないのに
あの人の裏切りは許せなくて、一晩中起きて手仕事をしていた。
時間が経つにつれ、憎しみは消え去り、
勝手な人間はどうでもいいと思うようになる。
あの人の魅力等、何処にもない。病気の合併症が出るまで
家族の大切さ等判らないと思う。
雨が降り出した表通りまで可燃ゴミを出し、走って家に戻る。
さくらんぼの花を居間から見て、雨に負けずに散らないでねと!
か弱そうな小さな桜の花びらにささやいた。窓を開ければ
香水よりも香りが薄い、コロンのような花びらの香りが風にのり
漂ってくる。小鳥達に食べられないように明日は脚立に昇り
網をかけようと思う。草花は、決して裏切りはしない。