十三夜
午後から外出をしてデパートの洋服売り場でジ-パンを一着買うだけで、
相当な時間を掛けてしまった。

ジ-パンは、家事をする時、動き安いだけでなく、
上着や靴などの組合わせによって雰囲気が変わる。

美脚ジーンズとか、小尻に見せるとか、若い子が履くだけの物みたいな
感じだが、ミセスも今では普通に履いているジーパン。

中年になっても、結構着こなしに寄って素敵に見える。昨年流行った
スキ二-は、細めで脚にピタッとフイットして、履き易い。

丈を長めにカットして、足元でたるませて履く人も良く見かける。
スキニーは、値段も千円の安い物から、二万円の高い物まで色々有る。

私も、ジーパンは股上の浅い物ばかりでお腹が気になったけれど、
履いている内に慣れてきた。どんなに動いても生地が丈夫だし、便利。

昼は温暖だが、夜は、冷んやりして家事をするには丁度動きいい。
昨夜は、次女が病院に行ってから深夜3時過ぎまで手仕事をしていた。

三時間の睡眠では家事をする気になれずに、二時間昼寝をしてしまった。
小雨が降ったり晴れたり曇ったりと一日でくるくる変わる日中だった。

今日は十三夜、残念ながら月は見えない。そんな事を思っているうちに
ぼーっと白く霞んだ月が出てきたので嬉しくなってしまう。

十三夜は、満月とは限らない事を物語るように月の形が大分欠けている。
樋口一葉の十三夜を読んだ時、十五夜を見て十三夜を見なければと語って

いたにも関わらず、十三夜を九月と勘違いをしていた事に後で気付いた。