おろし風 
日中は、台風が過ぎた後のフェーン現象で物凄い蒸し暑さになる。
湿った空気が山越えなどで下降気流になり、それに伴う乾燥した熱風によって

山岳の風下側で高温となる現象をフェーン現象と
天気予報を解説する気象予報士に聞いた事がある。

山から吹き降りる風を「おろし風」と言うらしい。
気温が上昇した場合(湿ったフエーン、乾いたフエーン)をフェーン現象。

反対に気温が下降する事をボラ現象と言い、おろし風には此の二つがある。
近所のお友達が、明日から御主人様と旅行に行ってしまうと聞き、

そのお宅へ飛んで行き、僅か二日間の別れを惜しんで帰って来た。
頭を垂れた稲穂を見て、風雨に落とされなくてホッとする。

♪海は荒海、向こうは佐渡よ、雀鳴け鳴け、もう日が暮れた。
お星さま出たぞ。かえろかえろよ、ぐみわらわけて、
雀さよなら、さよならあした、海よさよなら、さよならあした。
北原白秋作詞、中山晋平作曲、「砂山」より。

なんて素朴な童謡だろう。海沿いを通りながら荒れた海を見れば
誰にも教えて貰った訳じゃない、何処かで耳にした童謡を口ずさんだ。