短夜
昨日は、梅雨入りをする頃と言う事で、傘の日と聞いた覚えがある。
今年の東海地方は、2日が梅雨入りだった事を思えば

例年より少し早い梅雨入りだと思う。
昨夜は、家族が早寝をしたので、宵っ張りをして

ステップ健康器具を踏んだ後、深夜1時に眠った様な気がする。
今朝は、ぽつぽつ降る雨音を聞きながら6時起床。

玄関先に出れば、冷たい雨に思わず半袖の二の腕を両手で
庇ってしまうほど冷んやりした空気が漂っていた。

毎日、一人で仕事をしている主人に、外出する時は必ず昼食を
作り冷蔵庫に入れて置くと、食しているが、

最近は、「ぬか味噌の漬け方を教えてくれ!」「ポテトサラダは?」
色々な料理の作り方を、私に聞くようになって

最近まで、勤務していた時の主人は一体、何処にいったのか、
頼りない一家の主になってしまった感じがしてならない。

夜になっても、富士の周りが明るく、空に雲が浮かんで見える。
短夜の雨上がりは、夜景が美しく、鳥達が慌てゝ飛び廻っている。

「短夜の頃」で、島崎藤村が、この短夜の頃が、私の心をひくのは
一つは黄昏時の長いにもよる。と読んだ事がある。

黄昏と夜明けがかなり接近して、夜7時半過ぎまで明るく、
朝3時半を過ぎる頃に、眠りから覚めないで半分、夢を見ている間に

明るくなっていると考える事も楽しいとの事。私も夜が長く
明るい事が、秋の夜長よりも、ずっと楽しい。