梅雨はらいと少林サッカー 02.06.01
 今日も朝からバカにいい天気で、AM8:30にはすっかり温室と化した部屋で目を覚ましました。頼まれていたモノの作成にちょっと手間取ってしまい、家を出たのはAM9:30過ぎとなりました。
 
 まず、御茶ノ水で下車して、全電通ホールを目指します。快晴の中、明らかにそれらしい一団が歩道に整列していましたので、そこに合流してみましたが、こちらはハガキ応募の列で、優先入場はまた別の場所だったようで、そちらの集合場所に行くと、見知った顔だらけ(苦笑)、あまつさえ、関西・東海エリアの知人も当たり前のようにそこにいました。
 開場までにかなりの時間的余裕があったので、情報交換も含めて談笑。人数的に最大規模になりつつある一団なので、集まるとつい相合を崩してしまい、マナーのよろしくない集団になってしまいがちですが、今回はもっと品のよろしくない連中がいました。会場前で弁当を食べるのは咎めませんけど、整列中に酒盛りはいかがなものかと…。

 開場時間となったので、並んでいた客は徐々に会場に吸い込まれていきます。
 ロビーにある物販コーナーを尻目に座席を確保。最初は前から3列目の端の方を取っていたのですが、ここではステージの逆サイドがほとんど見えません。前の方の席がフラットだったことと、どこに誰が立つのかわからなかったことから、中盤以降、階段状になった席の2段目のド真ん中に陣取ることにしました。
 知り合いはたくさんいたので、ちょっと話をしていると、ロビーでDVDなりCDなりの予約をすると整理券に記載されていた「イメージガールとの2ショットポラ撮影」という特典の他に、今日の出演者の寄せ書きサイン色紙が付くと聞かされ、物販カウンターにダッシュしました。飾られているものを見た限りでは直筆っぽいので、即予約を決定して、もののついでに2ショット撮影もしてみましたが、撮られ慣れていない自分に気付かされるだけでした(苦笑)。この写真は闇に滅します。

 さて、開演までまだまだ時間はあるのですが会場を埋める人の数はどんどん増えていきます。これは全員入るのかなぁ?などと話をしていると、案の定、通路に座らされたり、左右の壁際に立たされたり、果てはロビーでモニターを覗き込むハメになったりと信じられないような状態になっていました。かつて私が味わった“門前払い”よりは、まだマシでしたが…。

 そんな風にざわついて落ち着かない会場の状態でしたが、恐ろしいことにほぼ定刻に開演しました。

こすぷれCOMPLEX&キディ・グレイド 梅雨はらい at 全電通ホール
  まず、角川とバンダイビジュアルの担当者が出てきて、会場の壮絶な状態に及び腰でした。これは主催者側の安易さが招いた結果だということを理解できていないようです。
 それでも、個人的にはこの段階で自分のポジションがかなり見やすい場所であることを確信できました。
 まず、「こすぷれCOMPLEX」のキャスト陣(女性のみ)と監督の木村真一郎が登場、順にたかはし智秋、渡 辺明乃、野川さくら、清水愛、釘宮理恵、千葉紗子と、仲々に豪華な布陣です。

 キャスト紹介の際に、前の方で、「せーのっ」と掛け声をかける方々がいて、渡辺明乃以外に対してはコールが掛かりました(苦笑)。特に清水愛辺りから暴走、コールを3回繰り返すという展開になりました。元々コールを掛けたりするのはあまり好きではなので、いつものように静観していました。

 さて、作品に関するトークが始まったわけなのですが、人数も多く、イベント達者な方が幾人かいたので、その方を軸に面白く進みました。今回の要はたかはし智秋と千葉紗子、釘宮理恵でしょう。たかはし智秋は今回、初めて見たのですが、この人には、なんというか金月真美に似たオーラを感じます。ギャルゲーのヒロインを演じているとは思えない言動からは特に(笑)。なんにせよ、妙に客を煽り立てる芸風を何処で培ってきたのか、とても気になりました。
 千葉紗子、釘宮理恵については、この手のイベントについては言うことはないでしょう。千葉紗子はイベントの進行をつつがなく促しますし、釘宮理恵は自分を売り込むことを決して忘れません。
 清水愛は、声優Waveで見かけて、可愛いなと思っていたので、それが損なわれていない以上、言うことはありません。正直今日の目当ての何割かは彼女です(苦笑)。

 さて、野川さくらですが、なんというか相変わらずでした。
 ご存知のように、私が、なんだかんだとアチコチのイベントに参加していることもあって、彼女のファンの知り合いはかなり増えました。というか、イベントに行くたびに必ずと言っていいほど、誰かしらに会います(苦笑)。そんな時に話題に上るのは、やっぱり彼女のイベントなどでの所在なげな態度だったり、自己アピールの弱さだったりします。事実、今回もほかのタレントの個性に埋もれ気味で、主役としてこの面子、イベントを引っ張って行こうという気概は微塵も感じられませんでした(この辺りは主催者の構成にも拠りますが…)。
 ただ、今日のイベントを見ていて上記のことをあらためて考えてみたのですが、テキパキと場を仕切って、ほかの出演者にうまく突っ込む野川さくら、というのはあんまり見たくない気がしました。今の野川さくらのウリの幾分かは、あの、天然ぶりかと思ったりします。確かに人のハナシをよく聞いていないという点は直すべきでしょうが(苦笑)。

 その後はライヴコーナーとなりました。出演者6人がかりで歌うOPとED曲、特にOP曲の萌えてこそコスプレ!については、CDで聴いていてもとても楽しいアップテンポな曲なので、生で聴いたら盛り上がるに相違ないとは思っていたのですが、これはもう、予想以上でした。出演の6人がわいわいと歌うだけでなく、ところどころに散りばめられたセリフやソロのパートにはちゃんとメリハリが効いていて、とても楽しめました。
 EDのこすぷれ音頭についても終盤、総出で歌詞を忘れる場面もありましたが、盛り上がりました。
 何にしてもこの2曲を生で聞けて、盛り上がれただけでも参加した価値は十分だったと言えると思います。

 ここでひとまず出演者が掃けることとなり、これから上映するそれぞれが第1話の見所と告知をして、退場となりました。
 
 次いで、休む間もなくキディ・グレイドのコーナーとなり、一旦出演者紹介をしたかと思うと、すぐにPVの上映となりました。初見だったのですが、え?「NOIR」、え?「ナジカ」といった雰囲気でした。つまりそんなノリの作品っぽいです。
 こちらは監督の後藤圭二に脚本・構成のきむらひでふみ、キャラクターデザインの門之園恵美、、エクレール役の永田亮子にリュミエール役の平野綾が登場して、PVから伝わってくる雰囲気からトークを進めました。司会が平野綾に対して、監督に質問はない?と促すと、「楽屋で聞いちゃいました」と答えていました(笑)。会場は知らないから、と改めて楽屋で何を聞いたのかを問われると、「リュミエールは戦わないんですか?」とか、「リュミエールは死んじゃわないですか?」といったことを聞いていて、それぞれ何だかはぐらかされていました。最初は「全員死んじゃう」というようなことを言われていましたが、一応、「主人公だから死なない」という回答をもらっていました。次いで永田亮子にも質問を促すと同じことを聞いて会場を笑わせましたが、これも同じような回答になっていました。
 このあたりで、エクレールのコスプレをした女性が登場。あとで知ったのですが、先ほどロビーでチャコのコスプレをしていた方でした。先日のFMP&GK21といい、今回といい、どうも角川にコスプレ好きな人がいるような気がしてなりません。

 最後には仕事の都合で抜けた清水愛以外のこすぷれCOMPLEXのキャスト陣もステージに戻り、大抽選会となりました。サイン入りポスターのほかに等身大ポップがプレゼントされましたがどちらも当たりませんでした。ちなみに知り合いが2人ほどポスターを当てていたようです。

 予想以上に大いに盛り上がったイベントがPM4:00で終演となりましたので、兼ねてから計画されていた、話題の映画少林サッカー&OFF会に行くことができます。
 今回の映画鑑賞会&OFF会の企画者、弐夢さんに率いられて、上野へと向かいます。映画館に到着すると、上映初日ということもあって、入場制限がかけられてました。そこまでか?と戦々恐々としていたのですが、弐夢さんは涼しい顔。確信をもって「座れる」と言い放ちます。さすが年長者、頼りになります(笑)。

 さて、映画ですが、大満足と言ってよいでしょう。可笑しすぎです。仲根かすみのイベントを断念して来た甲斐はあったのかどうかはギモンですが、十分に楽しめました。

 そして、中国映画のあとは中華料理だろうと、映画館からも程近い、中華料理バイキングでOFF会です。参加者は総勢11名。少し離れたところにあるスペースを貸しきっての宴席はとても面白かったです。

 疲れていたのか、帰りの電車は座って間もなく意識を失ってしまいました。ナイスガイ(D)さんやNさんが同乗していてくれなければ、寝過ごしていたことでしょう。多謝。