小さな花

公園の片隅に小さな花が咲いている

でも 

風はもう冷たくて 花は頼りなくうつむいている

まるで今のきみみたいに

小さな女の子が その花を見つけて

踏まないようにねって

   
男の子に笑顔でしゃべっている

僕はそれだけで 

誰にでも幸せはあると信じられるんだ


いつか夕日が来て 夜が訪れて

誰もいなくなっても 星たちが花を見つめている。

女の子が忘れた赤いリボンも

ただ きみが気づかないだけで


だから 元気を出して きみのこと


僕は大好きだから

   
この空に誓って きみに伝えたい

   
きみは幸せになるために 


生まれてきたんだ