「18歳」
あのとき、出会った君は
おとなになっても変わらないままで
そこにいるのに
君の息子は
時を止めてしまったのだね
その先を進めば
新しい出会いがあったはずなのに
もう
目を閉じたまま
時間を止めてしまった

ぼくらの時代が
あのままでいれば
楽しかっただろうか
笑って過ごせたろうか

今、あのときのままの君は
今を苦悩している
目をふたたび 開けることのない
君の息子は
君の青春を駆け足で通り過ぎてしまった

彼の代わりに生きよ
残り少ない命を生きよ
ただ再びの蒼き命を生きよ

永遠の青春を刻む誓いをせよ

編集 風便り : 18歳という時代を一緒にすごした友人が,18歳の息子さんを亡くしてしまいました.そんな友人に贈った詩です
編集 流雲 : 青春を省みればスクランブル交差点何処へでも繋がっていた、選んだのは今の生き様を正とは言えないが、誤とも言えない時は止めれない!