013「鏡」
白髪一本 シワひとつ
克明に映しだして笑ってみる

妬み一かけ 僻み一枚
映らぬよう横向いてみる

恨み一滴 嫉み一塊
見えぬよう目を瞑る

編集 風便り : そうですね、美しく年老いていきたいものですね
編集 流雲 : 確かに、我が身を重ねて知らぬ月日に老いますね、