2004 07/27 17:01
Category : 日常詩
裸足で駆けていく
太陽は
自分のものだと言わんばかりに
夏のこども
コントローラー抱えて
時間は
自分のものだと主張し
夏のこども
空腹と孤独をまといながら
仲間は
自分の家族だと言い放つ
夏のこども
大人は夏の暑さを呪い
時間の足りなさをうめき
護る方法の選択を間違える
季節がめぐるのと同じく
夏のこどもはおとなになる
太陽は
自分のものだと言わんばかりに
夏のこども
コントローラー抱えて
時間は
自分のものだと主張し
夏のこども
空腹と孤独をまといながら
仲間は
自分の家族だと言い放つ
夏のこども
大人は夏の暑さを呪い
時間の足りなさをうめき
護る方法の選択を間違える
季節がめぐるのと同じく
夏のこどもはおとなになる