2004年01月の記事
2004 01/28 21:05
Category : 日常詩
無機質の命は
愛を与えて大きくなる
「愛するあなたのこどもがほしい」
あなたのこどもだから
きっと、愛せるでしょう
「憎いあなたのこどもはいらない」
欲しくないこどもは捨てるのでしょうか
「五体満足で生まれるように」
健やかにそだってほしいと願うは親心
「障害を持って生まれたら悲しい」
障害児は捨てられるのでしょうか
どんな子どもが生まれてきても
愛を与えて育てたい
それは わたしの魂のかけら
それは あなたの言霊
還ることのできない
還すことのできない 泡球です
愛を与えて大きくなる
「愛するあなたのこどもがほしい」
あなたのこどもだから
きっと、愛せるでしょう
「憎いあなたのこどもはいらない」
欲しくないこどもは捨てるのでしょうか
「五体満足で生まれるように」
健やかにそだってほしいと願うは親心
「障害を持って生まれたら悲しい」
障害児は捨てられるのでしょうか
どんな子どもが生まれてきても
愛を与えて育てたい
それは わたしの魂のかけら
それは あなたの言霊
還ることのできない
還すことのできない 泡球です
2004 01/26 21:44
Category : 日常詩
誰もいないとわかっているから
自分に電話
もしもし、お元気ですか
「はいはい、なんとか元気です」
掃除洗濯家事全般
暇がないのは主婦も同じ
自分に電話をかけて
「元気だせ!」
自分に電話
もしもし、お元気ですか
「はいはい、なんとか元気です」
掃除洗濯家事全般
暇がないのは主婦も同じ
自分に電話をかけて
「元気だせ!」
2004 01/23 20:33
Category : 詩惑抄
針の穴からは世の中は見える
世の中からは
針の穴は見えない
ささった針の痛みを抱えて
世の中を見る
見えないはずのものが
見えてくるのは
痛みが見せる幻想なのか
世の中からは
針の穴は見えない
ささった針の痛みを抱えて
世の中を見る
見えないはずのものが
見えてくるのは
痛みが見せる幻想なのか
2004 01/22 20:50
Category : 風待ち
きれいな空に鳥が飛ぶ
あなたの夢が空に飛ぶ
風に流され
夢を見失う
夢はつかめるものなのか
夢は追いかけるものなのか
夢は叶えるものなのか
そんな問いかけに
空は澄んだまま 笑っているだけだ
あなたの夢が空に飛ぶ
風に流され
夢を見失う
夢はつかめるものなのか
夢は追いかけるものなのか
夢は叶えるものなのか
そんな問いかけに
空は澄んだまま 笑っているだけだ
2004 01/11 20:21
Category : 日常詩
朝日が昇るのを
待ちわびているかのように
月
妙義山の天上に
笑っている
天狗が昇る日を招いているように
月が笑っている
日と月を頭上と足元に
赤城山が横たわっている
白い薄絹のドレスに身を包み
待ちわびているかのように
月
妙義山の天上に
笑っている
天狗が昇る日を招いているように
月が笑っている
日と月を頭上と足元に
赤城山が横たわっている
白い薄絹のドレスに身を包み
2004 01/09 20:49
Category : 日常詩
積み重ねた荷の
片隅に
ほっと吐息の吹き溜まる
隔離されたダンジョンに
テトリス操作は裏技満載
煩悩も倉庫に重ねて
しまっておけば
煩わしさも半減しないか
倉庫の前で黙策してみる
片隅に
ほっと吐息の吹き溜まる
隔離されたダンジョンに
テトリス操作は裏技満載
煩悩も倉庫に重ねて
しまっておけば
煩わしさも半減しないか
倉庫の前で黙策してみる
2004 01/07 20:41
Category : レンアイ教授
とふとふと
白いペンキを重ね塗り
刷毛使いは職人技ではないけれど
過去を塗り替えるには
この程度でもいいじゃない
油性ペンキのうすめ液
シンナーの匂いは
悪魔の囁き
頭痛を抱えながら
仕事は終える
アップテンポで塗り終えた
たて看板は
白一色ののっぺらぼう
殺し文句を一言書こうか
「あなた以外は立ち入り禁止」
白いペンキを重ね塗り
刷毛使いは職人技ではないけれど
過去を塗り替えるには
この程度でもいいじゃない
油性ペンキのうすめ液
シンナーの匂いは
悪魔の囁き
頭痛を抱えながら
仕事は終える
アップテンポで塗り終えた
たて看板は
白一色ののっぺらぼう
殺し文句を一言書こうか
「あなた以外は立ち入り禁止」
2004 01/04 21:13
Category : 日常詩
あかるいそらに
あおがはえる
いろはのびやかに
いのちあたえて
うつくしくひはのぼり
うるわしくかがやく
エネルギーはみたされ
エナジーはぞうふくし
おそれるものはなく
おわりをむかえる そして静かに
あおがはえる
いろはのびやかに
いのちあたえて
うつくしくひはのぼり
うるわしくかがやく
エネルギーはみたされ
エナジーはぞうふくし
おそれるものはなく
おわりをむかえる そして静かに