2002 08/08 22:40
Category : 日常詩
直射日光の鋭さを
いとも簡単に遮って
母の笑顔がわたしを招く
乾ききった真夏の畦道
夕立の前哨の風
慌てておさえた麦藁帽子
母の日傘は風もよけて
つないだ手は笑っていた
弟のはしゃぐ声は
どこか遠くで鳴く
セミの声と混じって
夏の景色に塗りこめられた
一枚の絵
いとも簡単に遮って
母の笑顔がわたしを招く
乾ききった真夏の畦道
夕立の前哨の風
慌てておさえた麦藁帽子
母の日傘は風もよけて
つないだ手は笑っていた
弟のはしゃぐ声は
どこか遠くで鳴く
セミの声と混じって
夏の景色に塗りこめられた
一枚の絵