2001 04/24 11:25
Category : 日常詩
新しい教科書に
三女の名前を書き込む
けして
使われる事の無い教科書
三女にとっては
意味不明の文字の羅列
ずっと以前
まだこどもだったころ
大人になった自分が
幼い女の子の手をひいて
異国の町を流離う夢を見た
これから
長い月日
わたしは三女と
たどり着けるかどうか解らない
目的地へと歩くのだろう
三女の名前を書き込む
けして
使われる事の無い教科書
三女にとっては
意味不明の文字の羅列
ずっと以前
まだこどもだったころ
大人になった自分が
幼い女の子の手をひいて
異国の町を流離う夢を見た
これから
長い月日
わたしは三女と
たどり着けるかどうか解らない
目的地へと歩くのだろう