2001 01/16 16:32
Category : 物語
ひとは
生まれてくるときに
三つの器をたずさえてくる
ひとつは 知
ひとつは 心
ひとつは 健
それぞれを入れる器
空っぽの器に
いろんなひとからの優しさや
戒めや 勇気や 喜びをもらって
いっぱいにしていく
わたしは三つの命を産んだ
一人目の子の器は
母の愛が足りなくて
なかなかいっぱいにならなかった
二人目の子は
充分な愛を注ぐ余裕があった
三人目の子は
生まれた時にほんのすこし
「知」の器が壊れていた
注いでも、注いでも
その器はいっぱいにならない
でも、ほかの二つの器が
いつかは補ってくれることを
願っている
ひとは皆
たくさんのひとからの
愛で
器を満たして
生きていく
そんな風に信じてみたい
生まれてくるときに
三つの器をたずさえてくる
ひとつは 知
ひとつは 心
ひとつは 健
それぞれを入れる器
空っぽの器に
いろんなひとからの優しさや
戒めや 勇気や 喜びをもらって
いっぱいにしていく
わたしは三つの命を産んだ
一人目の子の器は
母の愛が足りなくて
なかなかいっぱいにならなかった
二人目の子は
充分な愛を注ぐ余裕があった
三人目の子は
生まれた時にほんのすこし
「知」の器が壊れていた
注いでも、注いでも
その器はいっぱいにならない
でも、ほかの二つの器が
いつかは補ってくれることを
願っている
ひとは皆
たくさんのひとからの
愛で
器を満たして
生きていく
そんな風に信じてみたい